「人間失格 太宰治と3人の女たち」

2019年日本

タイトル通り太宰と妻、愛人、、、三人の女達の話を史実に基づきつつフィクションで。

いやあ、もちろん太宰治会った事も無いからあれだけど、、
まさしく見事に人間失格！
流石の蜷川実花、、、情け容赦ないねえ。

太宰治役の小栗旬も熱演ナイスジョブだけど、、、
やっぱり女優さん達が主役。
もしかするとこれが最後の作品になるかもの沢尻エリカも良いけど
いつのまにかいぶし銀のような名女優な空気が出て来た宮沢りえに軍配が上がるかな。
でも、結局のところ、若き 二階堂ふみの魅力にやられちまった。
うん、、、日本映画、今後も愉しみです。

何かを創って残すってことは人生をかけるほどの事、
それには犠牲がつきもの。本人だけでなく周りの人間の人生も飲み込んでいく、、って事だよなあ。

キューブリックもそうだけど、、、やっぱりどこか人間失格なんだよなあ。
さて、、自分はどうだろね？うむむむ。。。

https://www.youtube.com/watch?v=4YLU0m2vHGk

「家へ帰ろう」

2017年スペイン・アルゼンチン
原題：El último traje

ホロコーストを生き抜いたユダヤ人の老人が、70年の時を経て、
友人との約束を果たすためにアルゼンチンから故郷ポーランドへ旅する姿を描いたロードムービー。

頑固じじいがなんか自分とかぶるんだよなあ。
旅の途中で出くわす人々が決して良い人ばかりではないけど
意外と悪くもなく人生捨てたもんじゃ無いと思わされるバランスが良い。

それほど遠くもない「終活」
自分もそれに向けて準備していかないとね、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=LJ9mdsOdq5E

「僕たちは希望という名の列車に乗った」

2018年ドイツ
原題：Das schweigende Klassenzimmer

ベルリンの壁が建設される前の1956年の東ドイツ、エリート高校に通う少年少女らが
反政府分子として翻弄される実話を元にした作品。

大戦後の話なんだけど、そりゃすぐに政治思想が無くなるわけじゃないよね。
正義も悪も思想も全て、戦争は吹き飛ばしてしまう現実。
やっぱり戦争はイヤなもんだな、、って思わされる1本。

そろそろ日本も第二次世界大戦総括映画を作ったらいいのに、、、
って思うんだけど、、まあ、現実は残念ながらまだまだ無理そうです。

https://www.youtube.com/watch?v=UE1pZVM52aI

「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」

2019年アメリカ
原題：IT:chapter two

2017年ホラー映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の続編。
というか元々の原作の後半部分。いわゆる第二章。
前作で子供だった子達が27年後大人になって再び集合って話。

正直、前作をあまり覚えてなかったので再視聴復習。
いやあ、これが大正解！前作からの関連ネタだらけなので
記憶が曖昧な人は復習をおすすめします。

これだけCGでいろいろ再現できるって映画ってなんでもありだな、、って改めて思った。
原作者のスティーブンキングがカメオ出演。
おお！この人がかの有名なSキングかあっ、、、ってちょっとテンション上がった1本。

https://www.youtube.com/watch?v=UvIichx5JKo

https://blog.ap.teacup.com/applet/seamus/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%81uIT%2F%83C%83b%83g+%81g%82%BB%82%EA%81h%82%AA%8C%A9%82%A6%82%BD%82%E7%81A%8FI%82%ED%82%E8%81B&x=42&y=9&inside=1
前作のコメント

「あの日のオルガン」

2019年日本

太平洋戦争末期、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く。

いやあ、ホント頭が下がる思いで観た。
そして、、戦争を起こすお偉いさん達への怒りが改めてわいて来た。
ふざけんなよ！戦争するんじゃねーよ！
あんた達、一度くらいこういう映画観てみろよ！

ちなみに脇役の三浦透子という女優さんがとにかく良い！
歌も歌う人らしい、、今後の活躍が愉しみな人です。

https://www.youtube.com/watch?v=KTJRjcTAw3Q