サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

映画鑑賞忘備録ブログ。あくまでも個人的主観による感想なので怒っちゃやーよ!No Movie No Life!

「エンディングノート」

2021-06-17 15:10:00 | 日本
2011年日本

ガンの宣告を受けた一家の父が自らの人生を総括し、
家族へあてた“エンディングノート”を残すまでの姿を軽妙なタッチでつづったドキュメンタリー。
監督は知昭の娘で、是枝裕和監督らの映画制作現場に従事してきた砂田麻美。

身内の死を密着して撮り続けるってスゴイな。
それをなんだかんだで了承した本人も家族もスゴイ。

内容はヘヴィーだけどとにかく暗くならないように
全編コミカルにあっけらかんと作られてるところがこの作品のミソかな。
本人の呈で語る監督の喋りにしても音楽にしてもね。明るい方向は正解!

この作品を観る事で余命限られる人の励みになったり
死ぬもそんなにツライばかりでは無い、、という事が伝わってくる。
誰でも訪れる死。
みなさんも一度観る価値はあると思いますよ。

https://www.youtube.com/watch?v=vBizbyqhF6M




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「ある船頭の話」

2021-06-17 15:07:00 | 日本
2019年日本

俳優・オダギリジョーの長編映画監督デビュー作で、
オダギリが長年温めていたオリジナル脚本を映画化。
主演は柄本明。

河原でのオールロケは大変だったでしょうね。
クリストファー・ドイルの映像は綺麗だったけど、音声録音アフレコは惜しい。
まあ、でもオダジョーとしては映像にこだわりたかったのも解る。

あと、ゆっくりじっくりの長い編集。
うーん、きっと短く切れ!と言われて揉めたんでしょうな。
まあ、それでも撮りたいものを撮って、表現したいものを表現したい、、という姿勢は大事です。
次の機会があるかどうかは解らないけど監督業の進化に期待です!

個人的には、、細野晴臣出演ににんまりな1本。

https://www.youtube.com/watch?v=jnOIcEJMW5M

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「クレアのカメラ」

2021-06-17 15:05:00 | 韓国
2017年韓国
原題:Claire's Camera

カンヌ国際映画祭の舞台裏で繰り広げられる人間模様をユーモアたっぷりにつづった物語。
監督は韓国のホン・サンス。
主演はイザベル・ユペールとキム・ミニ。フランス重鎮VS韓国の旬!

カンヌオールロケだし、話的にも最初普通にヨーロッパ映画だと、、、。
ホン・サンス監督がそれぞれ別々の作品でカンヌに参加してた2人の女優を
カンヌ滞在中に撮ってしまったという、、、いやあすげえな。

確かに話は実生活によくある話と言えば話だし、、特に盛り上がるわけでもないし、、
これぞまさしくヨーロッパ感、、

物語としては、、愚かな男ほど見苦しい、、、って、、、
いやあ、なんか人ごとではないよなあ、、、人の振り見て、、です。

https://www.youtube.com/watch?v=DN46kqFHseQ



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「PROSPECT プロスペクト」

2021-06-17 15:03:00 | アメリカ
2018年アメリカ
原題:Prospect
日本劇場未公開
一攫千金を狙い危険な惑星に降り立った父娘の戦いを描いたSFサバイバルスリラー。
低予算だろうから地味ではあるんだけど、まさしくSFらしいSF。

本作が長編デビューとなる娘役のソフィー・タッチャーがまだまだ稚拙なんだけど
存在感あって良いんだよねえ。クールというか。今後が愉しみ。

粉が舞い続ける不思議な森。地平線の向こうには巨大な星が、、、
SFファンの心をくすぐるよなあ。
もっと濃く発展させてほしい気もする今後に期待の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=3yteJ7TRmmk


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「イーダ」

2021-06-17 15:01:00 | ヨーロッパ
2013年ポーランド・デンマーク
原題:Ida

1960年代初頭のポーランドを舞台に、修道院で孤児として育てられた18歳の少女が、
実の叔母との旅を通じて自らの過去の秘密を知るとともに、
戦中・戦後のポーランドがたどった過去の暗部を描く話。

ユダヤ人が受けた戦争の傷跡がテーマ。
モノクロ、音楽無し、アップ少なめ、長回し、、ハネケ監督の作品を思い出す。
劇中にも出てくる「セ、ラ、ヴィ」が何とも言えない気持ちにさせる。

ラストに流れたバッハのあの曲。
タルコフスキーの影響も強いんだろうね。。
コルトレーンの使い方も良かった。
ただひたすら暗く沈み込む、、ラスト、、
あれは果たして救いなのか?否か?

https://www.youtube.com/watch?v=HEl1sE3nAUg



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