「パルプ・フィクション」

1994年アメリカ
原題：Pulp Fiction

ご存知クエンティン・タランティーノ監督の出世作。
当時の大ヒット作を今更の視聴。

いやあ、改めて観ると良く出来てるし、面白い。
脚本、キャスティング、演技指導、映像、編集、音楽、、、
どれをとっても個性的でお見事！！！
で、役者みなさん魅力的。女優も魅力的、男優も魅力的。
タランティーノって異質なものが好きなんだろね。
だからこそ、他の監督さんの映画とはひと味違う作品が出来る。

10作撮り終えたら引退すると公言してたみたいで
2019年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で10作目。
さあ、、はたして。。。

https://www.youtube.com/watch?v=VjU3Uwe1rsY

「サマーウォーズ」

2009年日本　アニメ

田舎の名家の大家族がおばあちゃんの誕生日に大集合。
そこに加わる事になった少年の一夏の体験。
細田守の初の長編オリジナル作品

インターネットの仮想世界での闘いと
現実の田舎のほのぼのの奇妙な組み合わせがこの作品のミソ。
テーマは「家族の絆」ってところか。
IT技術が進化すればするほど、人間関係、家族、が大事なんだ、、って事よね。

それにしても花札、、今時の若者に果たして受け入れられたのだろうか？

https://www.youtube.com/watch?v=2Wi2lb1sVk8

「おおかみこどもの雨と雪」

2012年日本　アニメ

細田守監督の長編オリジナル作品第2作。テーマは「母の愛と本能」と解釈。
19歳の女子大学生が「おおかみおとこ」と出会い、その間に生まれた「おおかみこども」の姉弟が成長して自立するまでの13年間を描く。

分かりやすい美しい映像と音楽。
設定が設定だけに「もののけ姫」を思い出したが、
本作は小学生にも分かりやすい創り。
もっとどえらい悲しい展開を想像してた汚れた大人としては
ちょいと拍子抜けな気がしないでもない。ああ、ひねくれてるな。。

こういうのをたまに観て心の汚れを落として素直な心も大事にしないとな、、
って思う五十路のオッサンであった。

https://www.youtube.com/watch?v=P4uS7lA0bJs

「バケモノの子」

2015年日本　アニメ

『おおかみこどもの雨と雪』に続く細田守監督による長編オリジナルアニメ作品第4作。

渋谷をうろつく孤独な少年が迷い込んだ路地裏にバケモノの世界が存在していた、、的な話。
妙に渋谷が詳細に描かれてるのが興味深い。
それぞれ登場人物のキャラが立っててストーリーが解りやすい。
声優というより普通に有名役者が勢揃い、、で、ナイスジョブ！
役所広司、リリー・フランキー、大泉洋、、
実写映画では見飽きた顔ぶれも声だけだと新鮮で良かった！！！

細田守監督4作品を観た感想は、、、
ジブリとか近年の今時なアニメに比べて難しくないというか、、、
近年のアニメって大人が観ても難解、重い、深い、、のが多い中で
テーマも深過ぎず、、とにかく子供が観ても理解出来るという事がミソだと思われる。
まあ、考えてみるとアニメの原点ではあるよね。
音楽の付け方も王道だし。
文字通り、、夢があるって事なんだよね。。。

https://www.youtube.com/watch?v=cdVUMFxhBMM

「未来のミライ」

2018年日本　アニメ
英題：Mirai

4歳の男児・くんちゃんと未来からやってきた彼の妹・ミライちゃんの冒険が描かれる
細田守監督による長編オリジナルアニメ作品第5作目。

テーマは「子育て」「家族」かな。
大人でも子供でも分かりやすい創りはお見事。
主題歌も今時ではなく山下達郎っていうのがナイス！
観終わったら、「もうちょっと人に優しくしないとね」と思わされてしまう。
今時の若者に観て欲しいけど、奴らに果たして伝わるのか、、心配かも。。。

スレまくった五十路のおっさんでも観て良かった、、と思う。
夢も愛も有るよなあ。。。アニメはこうあるべき！な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=YC8I3Rq24fo