「マチネの終わりに」

2019年日本

スランプな世界的ギタリストとテロを追うジャーナリストの恋愛話。

主演が福山雅治、石田ゆり子。
で、フジテレビ仕切りで、、このタイトル、、、
観てみたら、やっぱりそんな感じ。

でも出来は悪くない。
ジャリタレが居なくて大人の役者ばかり、というのが正解なんだろね。
福山も石田も慟哭演技、、ナイスでした。

ただね、、やっぱり、、ラストは小ぎれいに納めるのがなんか、、、ね。
まあ、、仕方ないのかもしれないけど、、、視聴者に合わせ過ぎでしょ。
あ、でもオチはけっこう反感買うかも、ね。

福山、ギター頑張った、、1本。

https://www.youtube.com/watch?v=HCE2owGeIdw

「テッド・バンディ」

2019年アメリカ
原題：Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile
日本でのみ劇場公開。諸外国でNetflixによる配信。

70年代以降、30人以上（100名超え？）の若い女性を強姦して殺した実在の殺人鬼「テッド・バンディ」を描いた作品。
虚言に継ぐ　虚言、、、いやあ、よくもまあ、、ってとんでもないヤツ。
ちなみに「シリアルキラー」という言葉は彼がきっかけで創られた言葉だそうな。

見終わった後でこの実在した「テッド・バンディ」を調べてみたら、、
なんと、映画よりも遥かにエグくて酷くて殺人数も膨大に多い。
この男の悪行は2時間ほどの映画に納まりきれなかったという現実に驚愕。
いやあ、外道とはこの男の為にある言葉だよなあ。

結局は全ての事件を明かさないまま死刑になっていったわけだけど
遺体も見つからない被害者がホント浮かばれない。
死刑以上の罰則ってなんかないものかねえ、、と思う1本。

https://www.youtube.com/watch?v=Hh0uqMejDKQ

「ブラック・クランズマン」

2018年アメリカ
原題：BlacKkKlansman

黒人初の市警察巡査となった主人公が、白人至上主義団体KKKへの潜入捜査に着手し、
活動内容や極秘計画を暴くまでを描く、実話を元にした社会派アクション。

ヘヴィーなテーマだけど、あまり不穏な空気ではなくむしろコメディなテイストも含まれるのは
スパイク・リー監督の手腕でもあるんだろうね。

ちなみに劇中でELPの「ラッキーマン」が流れるのは丁度グレッグレイクへの追悼もあるだろうけど
なかなかのブラックコメディを感じる。
「彼はなんて幸運な男だろうか！」ってスゴイ皮肉。
そういえば「テッド・バンディ」でも使われてたな。
両監督の意図は同じなんだろね。ナイスジョブ！

https://www.youtube.com/watch?v=F5t6nPsaXhg

「フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて」

2019年イギリス
原題：Fisherman's Friends

イギリスの小さな港町の現役漁師たちによる舟歌バンド「フィッシャーマンズ・フレンズ」が、
音楽マネージャーであるイアン・ブラウンに見出され、レコード会社と100万ポンド相当の契約を交わし、
デビューアルバムが全英トップ10入りを果たした、という実話をもとにしている物語。

こんなグループがいたとは知らなかった。
出来としては可も無く不可も無く、が、音楽は興味深い。
ある種のカントリーなわけだよね。
続編の予定もあるそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=dv_l948cX9U

「ユージュアル・サスペクツ」

1995年アメリカ
原題：The Usual Suspects

5人の前科者による犯罪計画の顛末を巧妙なストーリー展開で描いたクライムサスペンス。
何かとトラブル続きのブライアン・シンガー監督、初期の作品。

いわゆるマフィア間の裏切り裏切られの生き残り顛末劇。
で、最後に、なるほど、な、どんでん返し。


https://www.youtube.com/watch?v=lv4ZW-VuuW8