「37セカンズ」

2020年日本・アメリカ

英題: 37 Seconds

Netflix配信

出生時に37秒間呼吸が止まったことで脳性麻痺となった女性が、

母親の過剰な干渉に悩みながらも一人の人間として成長していく過程を描く。

アメリカ在住の監督HIKARIの長編デビュー作。

主演の子が本物の脳性麻痺の子なんでもうドキュメンタリーか？と思うくらいリアル。

内容も生々しい場面があって、、こういうのは女性監督の方が肝が据わってる気がする。

脇役のみなさんもホント熱演、ナイスジョブ！

刺さりましたよ。

多くは語りません。

絶望ではなく、、希望の話です。

是非みなさんも観てください。

https://www.youtube.com/watch?v=JvK01rzJBso

「バーレスク」

2019年チェコ
原題：Burlesque
日本劇場未公開

クリスティーナ・アギレラ主演のアメリカ映画とは同名別作品。
原題は『そして牛が飛ぶ時』
肥満体型の女教師がバーレスクに憧れて、あるきっかけでステージに、、、な話。
解りやすく言うとチェコの「渡辺直美」みたいなおねーさんが周りの中傷に負けずに
頑張って自分に自信をつけていく、、という話。

主演のEva Hacurová（エヴァ・ハクロヴァ）が美人でもないし、いわゆるデブなんだけど、
なんか良いんだよなあ。
グレた生徒とのエピソードもイイ。解りやすく良い話でした。

監督が女性だというのも意味があるよね。
自分の夢に向かって頑張る人は輝いてる！は万国共通、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=TwxZy3fKrGA

「アルプススタンドのはしの方」

2020年日本

夏の甲子園1回戦出場の母校の応援に来た高校生4人の
アルプススタンドの隅っこで繰り広げる会話を中心に描き出した会話劇。

この作品をやたら誉める某ネット映画評論家とそのリスナーの間で
年間ベスト1位だったりしたんで探し出して視聴。

第63回全国高等学校演劇大会にて最優秀賞を受賞したんだそうな。
まさしく高校生による高校生の演劇。
で、舞台を経てそのキャストでそのまま映画化。

さすがに年間1位はどうかなとは思うが、観る価値は全然有った。
高校生あるある、だよな。
五十路のおっさんでも楽しめたけど逆に今時の子には退屈な話なのかもね。
地味だけどささやかな青春を感じる1本。

https://www.youtube.com/watch?v=OAeHBpspzs8

「プレステージ 」

2006年アメリカ・イギリス
原題：The Prestige

ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイル演じる2人のマジシャンによる執念の復讐合戦。
騙し騙され、エスカレートしていき、、、そしてラストのどんでん返し！
欧州コスチューム系ダークファンタジー

流石のクリストファー・ノーラン監督作品、話が込み入ってて伏線回収が面白い。
ネットで詳しい解説を読むとさらにその巧妙さに感服でした。

ショービジネスの世界は過酷でそれを支えるエネルギーはプライドだと思い知らされる。
オレらの世代は思わず初代 引田天功を思いだすよね。
彼もいろいろ大変だったろうな、、ってね。

デヴィッド･ボウイ が実在したマッドサイエンティスト役で登場、、にもびっくり！の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=99x64HQH6LM

「滝を見にいく」

2014年日本

山の中で迷子になってしまった7人のおばちゃんたちが
繰り広げるサバイバルをユーモラスに描いたヒューマンコメディ。

無名のおばちゃんばかりの映画、、こりゃ興行的にヤバいけど
絶対に面白いはずだと思っての視聴。
うん、やっぱりほっこり面白かった。

主要キャスト全員をオーディションで選出。演技経験のない一般人を含む7人の女性たちの映画。
これも一つのトライ作品。
どんどんこういうのを創ってほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=lBa4ndPNSHs