あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞🎦 2024年 11/12

2024年11月12日 22時23分19秒 | 映画鑑賞

映画鑑賞🎦 2024年11月 4本目 Total-42本 MOVIX尼崎にて・・・『アイミタガイ(相見互い)』

 

ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)、親友の叶海(藤間爽子)、交際相手の澄人(中村蒼)、叶海の両親・朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)が見えない糸で繋がっているのだと感じるお話しでした。 そこに、梓と叶海の中学時代の思い出のピアノの主であるこみち(草笛光子)も絡んで?何かに導かれるように「糸(縁)」はどんどん広がりを見せます。 親友の叶海は海外で事故に遭い、もうこの世にはいません。 
それなのに彼女にLINEを送り続ける梓の切ない気持ち、死を受け入れられないでいるのでしょう。 それは叶海の両親も同じで、娘の保険金を施設に基金として差し出していました。 この施設には叶海が撮った写真がイッパイ飾ってありました。(トイレに・・・ これには彼女なりの意味があったのですが、映画を観ていただければ判っていただけるでしょう) 

金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家を見て中学時代の記憶が甦ってきました。 
叶海と二人で聴いたピアノの音色。 いじめに遭っていた時、助けられ手を取って連れて来られた場所、ピアノの曲「家路」が聴こえる隣の空き地でした。 

こみちが金婚式で演奏していたのが「オーラ・リー (Aura Lee:陽の当たる場所)」、私的にはプレスリーが映画の中で歌っていた「Love Me Tender」の方が耳に馴染みがあります(^^♪ 

そして何と!黒木華が主題歌「夜明けのマイウェイ」を歌っていました、可愛らしい声で・・・ 映画の内容とピッタリでしたわぁ~(^。^)y-.。o○ 前向きになった梓を応援するようでした。 彼女だけではなかったかな?

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映画鑑賞🎦 2024年 11/12

2024年11月12日 22時18分43秒 | 映画鑑賞

映画鑑賞🎦 2024年11月 3本目 Total-41本 TOHOシネマズ梅田にて・・・『本心』

 

工場で溶接工として働く朔也(池松壮亮)は、母(田中裕子)からの電話で帰宅途中、豪雨で氾濫する川べりに立つ母を見つけ助けようと飛び込むが重傷を負い、1年もの間昏睡状態に陥ってしまいます。 1年後に目覚めた彼は、母が生前に「自由死」を選択していたことを知らされます。 彼が眠っていた間に世間は大きく変わり、幼なじみの岸谷(水上恒司)の紹介で「リアル・アバター」の仕事を始めるのですが戸惑うことばかり。 理不尽な事や、およそ人間の仕業とは思えない事が起こって、これが「AI」に支配されることなのかと怖さを感じてしまいました。 
朔也は、母が何故「自由死」などと言うものを選んだのか、その本心を知りたくて仮想空間上に任意の人間を作るVF(バーチャルフィギュア)という技術を知り、その開発者・野崎(妻夫木聡)に母のVF制作を依頼し母に語り掛けるのでした。 
VFの母との別れの時「本心」を聞くことができました。 それは、息子への愛でした。

原作:平野啓一郎「本心」を実写化したもので「平野啓一郎」らしい雰囲気が充分伝わって来ましたが、本は読んでいないので勝手な私の解釈です。

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