徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

お遍路 最御崎寺までの道 Part2

2006-12-10 21:26:22 | お遍路
 牟岐駅

 今回は珍しく早起きしてお遍路に出発です。牟岐駅に車を停めて、線路のある最終地「甲浦」までが目標です。

 

 NHKのテレビで紹介されていた、牟岐警察署にある休憩所。まだ朝早くて誰もいませんでした。ボランティアの方がお接待してくださるそうです。
 少し歩くとローソンが・・・ここは他と違って中でさぬきうどんを食べられるスペースがありました。さすが、四国。

 

 旧遍路道に導く道しるべがあります。今回はスルーすることに。
 やっと海岸を横目に見ながら歩く道になりました。太平洋です♪

 


 旧遍路道への道しるべ行ってみようか、と入り口まで行ったのですが、あまりに鬱蒼としていてここもスルーすることにしました。(^_^;

 

 今度は「土佐浜街道」と書いてある道が。中をのぞき込んで、行けそうな感じだったので、そのまま進みました。いつもの滑りこけそうなお遍路道を進んでいきます。

 

 すると、その先には「鯖大師」というお寺さんがありました。鯖の像が置いてあって、鯖断ちをして、願い事をするそうです。その近くに鯖瀬という駅があり、よほど鯖が捕れたのかなという気がしました。

 

 国道55号にもどり、大砂海岸を見ながらちょっと休憩。

 

 ただひたすら、目の前の一歩一歩に集中して、進みます。修行の道場と呼ばれる高知県のお遍路の歩き方だそうです。
 海部町で見つけたマンホールの蓋はユニークでかわいい。



 海部の海はうっとりするくらい、きらきらときれいでした。釣りを楽しむ人も多く、今度は海を楽しみに来たいところです。

 

 やっと宍喰海岸。ここの海は色も明るく、なんだか懐かしい奄美の海を思い出しました。

 

 宍喰の道の駅でランチにしました。日和佐の道の駅に比べて、ちょっと淋しい感じかな?
 ここにあったお遍路休憩所はなんだか、やぐらのようでした。


 

 宍喰川を渡ったところで右手に「ひこうせん」という喫茶店がありました。つくりも趣があり、お庭にある龍の置物にも目がとまりました。すると、中からお店の方が出てきて是非休んで行って、と声をかけてくれました。心が揺れましたが、甲浦駅の列車の時間が迫っていたこともあり、残念ながらお断りすることに。いつか車で来たときは、絶対寄ろうと思います。
 みとこトンネルをくぐると、とうとう高知県に。ついに徳島を歩ききりました。「発心の道場」とお別れです。

 

 間もなく、甲浦の港に着きました。駅までもうすぐです。



 さすが高知!マンホールは鯨柄です。

 甲浦駅

 国道から町中に駅を求めて入り込みました。「駅」の道しるべに従って、進んでいくとどんどん淋しい田んぼの中に・・・
駅はどこ?!と思っていると、ひっそりと甲浦駅がありました。線路は遙か駅の上です。海部駅まではJR牟岐線なんですが、そこから、この甲浦駅までは阿佐海岸鉄道になっています。そして、ここで線路が終わっているのです。残念!



 先に待っていた、徳島からのお遍路さんとともに列車に乗りました。この方たちも私達同様、歩いては列車に乗って戻り、と繰り返して、歩きお遍路されているそうです。