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先週の日曜日、とうとう四国八十八カ所巡りを始めました。
もちろん、車お遍路です。(^_^;)
でも、時間があるときには、お寺からお寺へ歩いてみたいと思っています。
まずは、鳴門市大麻町にある、一番札所、霊山寺。
お遍路グッズを揃えるため、お寺の横にあるお店に行きました。本格的に揃えるとなると白衣または笈摺(白衣の袖のついていないもの)、輪袈裟、金剛杖、菅笠、数珠、納経帳(各お寺で朱印をもらう。)、納札、経本、蝋燭、線香、持鈴、御姿帳、巡礼バッグなど、かなりな量です。
巡礼バッグは、帆布製バッグの徳島のメーカーであるバンナイズでちょっとおしゃれなものを
用意していたので、ここでは、笈摺、金剛杖、納経帳、納札、経本、蝋燭、線香、持鈴、
を購入しました。
鈴はとてもいい音色で、バッグに付けたため、歩くたびに音が響き、巡礼しているんだなぁという気になってきます。
購入した札に住所、氏名、日付を記入し、いざ山門の前に向かい、一礼して「これからお参りさせていただきますと念じます。
手水舎で手と口をすすいで、数珠を用意して、本堂へ進みました。納札を納付箱に納めて、灯明(ろうそくを1本)線香(3本)賽銭を上げて、いよいよお経を読みます。
まずは、合掌礼拝、「うやうやしく御仏をたてまつる」とおじぎをしながら、3回唱えます。次は、開経偈、「むじょうじんじんみみょうほう・・・・」
そして、般若心経、本堂ではそのお寺の御本尊真言を3回唱えます。次に、光明真言「おん、あぼきゃ・・・」を3回。
弘法大師御宝号「南無大師遍照金剛」を3回、回向ノ文「願わくばこの功徳を以てあまねく一切に及ぼし、我らと衆生と皆共に仏道を成ぜん」と、唱えます。
最後にお祈りをして、合掌しながら一礼。
これらを、大師堂でもう一度とおこなって、やっと、納経所で、納経帳や、納経掛軸に朱印とお印を書いてもらい、御姿の札をもらって、山門で一礼してお寺をあとにします。
慣れない私達はお経もたどたどしく、お隣のご婦人のお経に感心しながら、お寺を進むうちに、いろいろ抜け落ちて静かな気持ちになっていくのだろう、と思いました。
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