荒天の日の海辺 / Nikon COOLPIX P5100
先月の写真展にて焦点を当てた、日本海の荒々しさの中に存在する「静寂」。
世の中に溢れるほど存在している情報や、交錯する人間の思惑といった「音」を、
一瞬にして一掃してしまうかのような「静寂」。
この日の海辺にも、その「静寂」を感じる事が出来ました。
波風強く吹き付ける悪天候の中、
聞こえてくるのは地鳴りのように響き渡る波の音と、
耳を切るかのような冷たい風の音だけです。
そのような状況にあっても実に「静寂」に満ち溢れた光景が、
小さな自分自身の眼前に大きく広がっていました。