海辺の青空 / Photograph Exhibition 2007-2008
『My Photograph Gallery』を公開致します。
ブログ記事として掲載した写真展作品を収めているGalleryです。
これから記事として写真展作品を掲載する都度、
1作品ずつ追加してゆきたいと考えています。
左サイドバーの「フォトアルバム」にありますので、クリックしてご覧下さい。
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写真展作品は全てフィルムで撮影したものです。
巷ではデジタルカメラが主流となっていますが、私にとっての主流はフィルムです。
もちろんコンパクトデジタルカメラも使用し、
ブログ記事のほとんどがそのデジタルカメラで撮影したものですが、
あくまで自身の追求する表現とか思想とか理念とかの領域まで考え、
「作品」として求めると、どうしても「フィルム」という選択をしてしまいます。
理由は単純明快であり、「原板(オリジナル)が実体として存在する」からです。
ある光景が写し出されたフィルムというものは、
写しだされた光景の数だけの「小宇宙」が存在すると思っています。
私が使用するリバーサルフィルムは、フィルム1コマ1コマを切りだして、
マウントと呼ばれるケースに収納し保管する事が出来ます。
つまり、保管出来るという事はその小宇宙をコレクション出来るという事でもあるのです。
いわば、実体のない自身の思想や理念というものを、実体のある小宇宙として
存在させる事が出来るという事なのです。
他人から見ればどうでも良い事ですが、
自身の哲学から見れば、この部分は非常に重要な位置を占めています。
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昨日、会社の友人から「ニコンで新しいカメラ出しましたよ!」という事を聞きました。
夜、自宅にてニコンのホームページを開いてみると・・・ありました。
なんだかんだ言っても、やはりデジタルカメラは便利でありますし、
たとえ実体のないデジタルデータであったとしても、
自身の思想や理念を表現する事はもちろん可能です。
そして、より自身の表現の懐も広がるのもと思います。
そんな新製品登場のサイクルが早いデジタル製品とうまく付き合いつつ、
フィルムの素晴らしい感触を大切に、日常を送っていきたいと思っています。
※『My Photograph Gallery』公開にあたり、フィルムについて綴ってみました。
デジも銀塩も
プリントを最終の目的と考えれば
どちらも手段にすぎないと思います。
ただ、こんなこと言っても
フィルムの発色は好きですよ
お疲れ様です。
いつもお世話になっております。
自己分析してみますと、
原板が実体として無い事に何かしらの不安を感じているんでしょうね。
誤解してほしくないのは、
フィルムはどうだとか、デジタルはこうだという
固定観念は無いという事です。
現にコンデジ使ってますし、デジタル一眼も何買うか検討してます(^^)。
こういった写真に関する意見交換もどんどんしていきたいので、
これからもよろしくお願いします(^^)/。