
※写真はネット上からお借りしています。
昨日の休み、草むしりを終えてのんびりしていたところに、ヤット君の友達が遊びに着た。
しかも3人。
掃除したばかりの部屋はあっと言う間にとっちらかされてしまった。
まー、それは良い。
とっちらかしたかと思ったら、「近くの公園に遊びに行こう。」と嵐のように飛び出していった。
家の中は散らかり放題。
まー、それも良い。
ヤット君も公園に行く事にしたが、もう友達3人はどこにもいない。
そう、彼らは自転車で来ていた。
ヤット君はまだ自転車に乗れない。
補助輪付けても漕ぐ事が出来ないから、やっぱり乗れない。
だから公園まで歩いて行った。
公園ではヤット君は滑り台で遊んだ。
他の子たちは自転車で遊んでいる。
そうなんだよね。
子供たちにとって、自転車はただの乗り物じゃなんだよね。
大事なおもちゃの一つなんだよね。
一緒に公園に行っても、結局一人遊びをするしかない様なヤット君。
ちょっとした追いかけっこみたいなことしてたけど、ヤット君にできるのは追う方だけ。
追われる方なら、遊びはすぐに終わってしまう。
友達に悪気は無くても、足の事からかわれているようにも見えてしまう。
30分くらい遊んだ帰り道、歩くヤット君の姿に何だか悲しくなってしまった。
本当ならお前も自転車で走り回りたいだろう?
もっと早く走りたいだろう?
友達と遠出できる様に、電動カートを買おうかと思った。
でも、それもなんか違うかな?
移動の手段で乗り物が欲しいんじゃない。
自転車って、子供の背中に羽が生えたようなもの。
補助輪がいらなくなった時、羽が生えたようだと思ったっけ。
そう思えるときが、ヤット君には来るのだろうか?