昨日は一日このミシンと格闘しておりました。
ジャノメの現行フラッグシップモデル 「セシオ11500」です。
大型刺繍も縫えて、パソコンを使って編集すれば自分だけのオリジナル刺繍も作れる。
もちろん普通に洋服を縫ったり、ズボンの裾上げも出来る。
およそ、ミシンで考えられることは何でも出来るってミシンです。
このミシンの上糸調節が上手く出来ず、刺繍も糸が浮いてしまって縫えないって事で送って頂きました。
糸調節の不調自体は天板を開いて糸調節器の中に入った縫い埃を飛ばして微調整をしてすぐに直ったのですが、自動の上糸通し器がどうも上手く動作してません。
糸通し器の動作ボタンを押すと、糸通し器が下がって来るのですが、異音がしてエラー表示で動かなく成ってしまいます。
自動糸通し器が下に下がりきった時に、マイクロスイッチが押されてモーターが止まる仕組みの様ですが、スイッチが押されるタイミングを色々と微調整を試みましてお昼前には「これで直った!」と思い、ラーメンを食べに行ったのですが、帰ってきて再テストしてみるとやっぱりエラーが出てしまいます。
何度も何度も調整しなおして観てももやっぱりエラーが出てしまいます。
これはタイミングの調整だけじゃ無く、自動糸通し器のマイクロスイッチの不良だと確信しました。
原因の部品の新品が手元には有りませんので、店の展示用のセシオから取り外して、糸通し器のモーター(組)を交換して見ました。
これでエラーは全く出なく成りました。
やっぱりここに原因が有ったのですね。
何度も糸掛けをする刺しゅうミシンで糸通し器の不調はかなり不便ですから、これで安心してミシン刺繍を楽しんでいただけます。
11500の修理は私も初めてでしたが、これもいい勉強に成りました。
成りましたけど・・・
朝から試行錯誤して、修理が完了したのは夜8時近かったっす。
腹減ったっけ(笑)
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