一昨日の釜タイミングが狂って下取りしたミシンの修理をしました。
一昨日修理した段階で縫える様には成ったのですが、返し縫いがぐちゃぐちゃに成ったりなんか変。
よく見るとスタートストップボタンで止めた時の停針位置が変です。
このトランスの裏にモーションセンサーが入ってて、それで停針位置決めてる筈ですから、ここのギアで調整すれば直る・・・
と、風呂に入りながら考えましたけど(笑)
ギアはピンで固定してあるので動きません。

なのでセンサーとモーターとテンションプーリーを外しまして・・・

タイミングベルトをずらして上軸の位置を調整して、ベルトを戻して再度釜タイミングの調整をしました。

後ろ側の釜ストッパーが少し歪んでいましたので成型し直しました。

試し縫い。

ばっちりです。
完璧に直りました。
これで安心して中古で売れます。(笑)
故障の原因は、お客様が「かなり無理な使い方した。」とおっしゃってましたから、負荷が掛かり過ぎてタイミングベルトがスリップしちゃったのだと思います。
タイミングベルトの張りも少し超強めに調整し直しましたので同じ故障はそう簡単には出ないと思います。
おまけ

外装のボルト。
同じサイズのボルトですが目につくところには少し黒っぽく艶があるメッキがしてあります。
目立たない所のは地金のままですが・・・
全部メッキしてくれた方が錆が出にくくて良いと思うのですがね~