tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

千家再興 伊ノ部康之著

2011-12-05 18:47:12 | 本棚の中から
今日も身を切るような北風がいそう寒さを感じさせるような一日でした。

こんな日は本でも読んでじっとしているのが一番かも知れません。私の本棚からこの一冊を紹介したいと思います。


千家再興 伊ノ部康之著

利休の切腹によりお家断絶の危機にさらされた千家の再興を、正確な時代背景に基づき、時の権力者秀吉とそれを取り巻く大名達との確執などを、茶の湯をとおして見据えてゆく利休。

利休切腹後、道庵は飛騨高山藩金森長近に、少庵は会津若松藩蒲生氏郷にお預けとなり、秀吉の機嫌の直るのを待つことになった。そして、蒲生氏郷、徳川家康の奔走により、謹慎3年目にして京都に戻れる事になり、存亡の危機にあった千家の再興がなった。

こんな内容の小説です。夜の長いこの時期本など読んで過ごしてはいかがでしょうか。
コメント
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