tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

蹲踞の水が凍って

2011-12-18 18:59:29 | 徒然日記
寒い日が続いております。気温が上がらず風も吹いて、典型的な冬になりました。

朝新聞を取りながら蹲をのぞくと、新しく作り直した筧の水が凍っていました。



写真は、用事を済ませ家にも戻っても、朝見た時と同じよう状態ですから、よほど寒かったという事です。

最も蹲踞の位置が日が全く当たらないところにありますから・・・。昔から、「蹲踞に日向なし」と言われているそうですから、当然の事なのかも知れません。

蹲踞って?

蹲(つくば)って使う手水の形式をいうそうで、伊勢神宮の五十鈴川で手水を使うのも一種の蹲踞の役割であり、神社にある水場も同じ働きを意味しております。茶庭では通常は立って使用できないよう低く水鉢を据えてあります。

茶の湯の露地(ろじ)で、蹲踞が不可欠の施設として発達したのは、蹲踞(そんきょ)して手水を使うことが、茶の湯にふさわしい謙譲の所作であったからだそうで、這蹲う(はいつくばう)が語源だと聞いた事がありますが確かではありません。

蹲踞で這い蹲って手や口などを清め、茶室の狭いにじり口から入ることにより、「総ての身分を捨て去る」事を示しているのだと思っております。

蹲踞には、色んな石がそれぞれの役ごとに配置されております。そして、形状などにより、様々な石組の造形美を表し、露地や庭の景観に重要な役割を演じているといえます。

明日からちょっと出かけますのでお休みいたします。
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