今日も冬らしい寒さの一日でしたが、引き続きお稽古でした。
昨日、今日とお菓子屋さんの届けてくれたお菓子は「木枯」という銘でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1c/80f5d5585fcc6ced518788b9031b280e.jpg)
木枯
いかにも寒そうな冬のお菓子です。エアコンで温かな室内ですから美味しくいただけますが、寒い部屋では銘とお菓子を見た瞬間「寒そう・・・」と感じるかも知れません。
ところが、一口ほうばれば、そんな事を思ったことが嘘のように緩んでしまいます。表面は蓬餅に枯葉の焼き印がひとつ、中はつぶ餡がたっぷりと入っております。もちもちとした食感につぶ餡の何ともいえぬ甘さを抑えた上品な味が口の中に広がります。
そして、出されたお抹茶を心行くまで味わった幸せは何物にも変えがたいものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9a/a42d8b7c9daf30ad8cb9655a38ecb297.jpg)
蕪と大根の絵
大根や蕪の出回る師走になると「大根や蕪の絵」の茶碗が使われます。
遥か昔の話ですが、冬の京都・鳴滝で親鸞聖人が休んでおられた時に、村の人達が親鸞聖人のために大根の塩煮作りおもてなしたのが始まりと言われております。
以来、鳴滝の了徳寺ではこの時期、中風封じになるといわれている大根焚(だいこんだき)が行われます。
こんな理由から大根や蕪の茶碗などが使われたといわれております。又、蕪は株が上がるという縁起からも好まれているそうです。
昨日、今日とお菓子屋さんの届けてくれたお菓子は「木枯」という銘でした。
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木枯
いかにも寒そうな冬のお菓子です。エアコンで温かな室内ですから美味しくいただけますが、寒い部屋では銘とお菓子を見た瞬間「寒そう・・・」と感じるかも知れません。
ところが、一口ほうばれば、そんな事を思ったことが嘘のように緩んでしまいます。表面は蓬餅に枯葉の焼き印がひとつ、中はつぶ餡がたっぷりと入っております。もちもちとした食感につぶ餡の何ともいえぬ甘さを抑えた上品な味が口の中に広がります。
そして、出されたお抹茶を心行くまで味わった幸せは何物にも変えがたいものがあります。
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蕪と大根の絵
大根や蕪の出回る師走になると「大根や蕪の絵」の茶碗が使われます。
遥か昔の話ですが、冬の京都・鳴滝で親鸞聖人が休んでおられた時に、村の人達が親鸞聖人のために大根の塩煮作りおもてなしたのが始まりと言われております。
以来、鳴滝の了徳寺ではこの時期、中風封じになるといわれている大根焚(だいこんだき)が行われます。
こんな理由から大根や蕪の茶碗などが使われたといわれております。又、蕪は株が上がるという縁起からも好まれているそうです。