tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「ある禅者の夜話」 紀野一義著

2012-05-23 19:18:38 | 本棚の中から
昨日から一転して夏のような暑さになってしまい、このように温度の高低が激しいと体の弱い方は大変だと思います。

今日は久しぶりに、本を紹介いたします。
私の尊敬してやまない紀野一義先生の「ある禅者の夜話」副題に~正法眼蔵随聞記~とある、道元禅師が何気なく話された事をまとめた本です。



正法眼蔵随門聞記 紀野一義著

ある禅者というのは道元禅師ことである。という書き出しで、侍者(じしゃ)の懐装(えじょう)が、道元禅師が夜、何気なく話されたことを記録して、この随聞記になったそうで、正式なお話では無いといわれております。
道元禅師の生い立ちから、あらゆる方達の本や言葉を引用しながら、道元禅師の教えを説いております。

中でも、「心の奥に木魂が鳴りわたるように」という項では、本当に聞いて貰おうと思ったら、大切なことを、少しずつゆっくりと、相手のの心の中へ木魂が響きわたるように、呼びかける・・・。

こういった内容が最初から最後まで書かれております。


今日、気がついたのですが、駐車場の脇に植えられたハコネウツギがたくさん咲いておりました。大きな木になっていたので気が付かなかったのです。

今でこそ、どちらの家庭にも植えられておりますが、我が家に来た頃は、ご近所でも珍しがられたものです。それ程前からの木ですのでかなりの大木になっております。



ハコネウツギ

ありふれた花ですが、便利に使える花で、一種生けでも充分に存在感を発揮しますが、他の草花のねじめに使われることが多いようです。



花が赤くなると散り始めますが日持ちのする花です。











お稽古から帰ってくると、駐車場の脇のハコネウツギがたくさん咲いておりました。大きな木になっておりますので気が付きませんでした。

コメント
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