tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

賢いカリガネソウは、しっかり子孫を残す

2014-07-17 17:40:48 | 徒然日記
7月17日(木)京都八坂神社祇園祭
日差しはありませんでしたが、蒸し暑い一日でした。

木曜日は明日からのお稽古に備えます。
最近手付かずになっておりました庭の掃除と手入れを始めてしまいました。
9時半ごろから始めましたが、始めて見れば草を抜いたり、伸びた枝を切ったりと次から次へと目に留まります。

   

   カリガネソウ

庭掃除をしている最中に綺麗に咲いている「カリガネソウ」を発見。
毎年の事ですので見慣れている花なのに何だか感動してしまいました。

この花は子孫を残すため様々な工夫をしております。
下の花びらが大きくせり出しているのは、昆虫が止まりやすいように、白い斑点が入っているのは、ここに蜜があるよと教えるために、そして、雄蕊と雌蕊がカーブしているのは、やって来た虫の背中に花粉を付けるためと云われております。

   

   花の拡大

この花は、草全体の香りが強く、庭の通り道などに植えておくと、通って触る度に強烈な匂いを発します。触らなければに匂いませんから、茶花にも使う事が出来ます。

クマズラ科カリガネソウ属で、日本全土の日当良く、余り乾かないところに自生しているといいますが、野生の花を見たことがありません。

我が家でも奥まったところに植えてありますから、あまり日は当たりませんが、毎年良く咲いてくれます。

今、この文章を書いている部屋で、先日、我が家にやって来た掃除ロボットが、私の代わりに、何かしゃべりながら掃除をしております。

私だったら、15分くらいで済ませる部屋を1時間くらいかけて掃除をいます。

コメント
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