tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

猛暑日のお稽古は・・・

2014-07-25 20:53:18 | 茶の湯
7月25日(金)
連日の猛暑日です。
この暑い中皆さんよく出掛けて来てくれました。
今日は自宅でのお稽古です。

昨日から準備をしていたのでゆっくりとお稽古に備えられました。
今日はいつもと違うお稽古をしようと準備をしました。

   
 
   いつでも


   

   花

花は我が家の花ですが、最後に残っていた貴重なものでした。
タカノハススキ・ヒオウギ・キキョウの3種ですが、ススキ以外は最後の1本でした。

今日ある稽古のために、この暑さの中頑張って残っていてくれたかのような花たちです。
ありがとうの感謝を込めて生けました。

   

   軸

軸は夏の定番でどちらの稽古場でもこの時期には掛かっていると思います。
「瀧 直下三千尺」雄大な滝を想像させてくれる軸で、我が家の茶室でもこの時期には必ずかける軸です。

禅語ですから、深い深い意味があると思いますが、私たちは、山から一気に落ちる大きな瀧を想像して、暑さを少しでも忘れてほしいと思って掛けております。

   

   床の間

この軸の揮毫をお願いすると、必ずと言っていいほどこうした書き方をいたします。
事実、この時期に道具屋さんを覗くと、必ず掛かっている軸と云えます。

この軸も、若い頃、東福寺の西部文浄老師にお願いしまして書いていただいた軸ですので思い出のある軸のひとつです。
ひところ道具屋さんが、「好きな語句をかいていただけます」をうたい文句に誘われるようにお願いしたものです。

今でも同じような事を道具屋さんは言っております。


コメント
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