tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

日本の野菊が雑種化に・・・

2018-11-06 17:31:49 | 庭の花
11月6日(火)
朝から雨が降っており、それもかなり本降りになっております。
今日火曜日は、大学に行く日ですが、学園祭明けという事でお休みですので、自由な時間ができましました。

雨ですが、何となくウキウキしております。

   
   サツマノジギク

学園祭に使っておりました、サツマノジギクです。
漢字では、「薩摩野路菊」ですが、名前の通り鹿児島県南部に自生している野菊です。

もうかれこれ三十年も前になると思いますが、カタログ販売をしていた神戸の園芸店から購入したものです。

   
   薩摩野路菊

薄いピンクの可愛い花でしたが、このところ色が付き始めて、園芸種のようになってしまいました。
色々調べて見ましたら、「富山県中央植物園企画情報課」というところのHPに、こんなことが載っておりました。

「サツマノジギクは、20種類ほどある内の一つで、名前の通り鹿児島県南西部に分布している野菊です。
近年、これら日本の野菊から作られた園芸種の菊が、今では、野生菊の種の存続を脅かしているという皮肉な事態に陥っている。」

   
   サツマノジギク

長いので全文は掲載できませんが、各家庭煮植えられた菊やお墓などに献花された菊などが原因で、野菊が雑種化してしまうのだそうです。
我が家のサツマノジギクが八重咲になったり、紫になったりしているのは、土壌の違いではなかったのです。
「ああ!これは雑種化なんだ!!」と、これを読んで納得してしまいました。

写真の3枚は、すべて、我が家のサツマノジギクです。
コメント (2)
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