tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

花開天下春を掛けて・・・

2019-04-05 17:26:07 | 自宅稽古

4月5日(金)清明

初夏を思わせるほどの暖かさでした。

今日は24節気の清明に当たり、すべてのものが清らかで生き生きとする頃の事を云うそうです。

今日は、二週間空いてしまいましたが、自宅でのお稽古でした。

    

   床の間

茶室に掛けるには 大きいようですが、私は好きな軸ですのでこの時期になると毎年掛けてしまいます。

道具屋さんは、信者さんに書いたのでしょう。と言っておりましたが、巡りめぐって私のところに参りました。

    

   軸

「花開天下春」、この軸を掛けると「春が来た」と実感できます。

御筆は、名古屋の徳源寺住職松山萬蜜老大師です。

    

   花

 花は、「瀬戸の鶴首に谷桑と黒椿」を生けました。

今日のような日が続きますと椿も一気に開いてしまいますので、今月いっぱい持つかどうか心細くなってきました。

私が茶花に興味を持ちだした頃の本には、この「谷桑」がよく載っておりましたので、なんとなく憧れの枝ものでしたが、最近あまり見なくなっております。

茶花も多様化しているからでしょうか・・・・

コメント (2)
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