4月5日(金)清明
初夏を思わせるほどの暖かさでした。
今日は24節気の清明に当たり、すべてのものが清らかで生き生きとする頃の事を云うそうです。
今日は、二週間空いてしまいましたが、自宅でのお稽古でした。
床の間
茶室に掛けるには 大きいようですが、私は好きな軸ですのでこの時期になると毎年掛けてしまいます。
道具屋さんは、信者さんに書いたのでしょう。と言っておりましたが、巡りめぐって私のところに参りました。
軸
「花開天下春」、この軸を掛けると「春が来た」と実感できます。
御筆は、名古屋の徳源寺住職松山萬蜜老大師です。
花
花は、「瀬戸の鶴首に谷桑と黒椿」を生けました。
今日のような日が続きますと椿も一気に開いてしまいますので、今月いっぱい持つかどうか心細くなってきました。
私が茶花に興味を持ちだした頃の本には、この「谷桑」がよく載っておりましたので、なんとなく憧れの枝ものでしたが、最近あまり見なくなっております。
茶花も多様化しているからでしょうか・・・・