tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

留学生が茶道体験に・・・

2019-12-10 17:16:49 | K大學の稽古

12月10日(火)

昨日と比べたら暖かく感じられた1日でした。

今日は大学へ行ってきました。

花は、マンサクと西王母です。

何だか毎週同じ花になってしまいますが、今、我が家で使える花はこれだけという寂しさです。

学生がきれいに生けるようになりました。

お菓子

お菓子は、「花水仙」という銘の付いたお菓子で、黄み餡を求肥で包み込んだものです。

今日は、三名の留学生が茶道を体験して見たいという事でやって来ました。

三名ですので、それぞれ、お点前するところにお客様で入ってもらい、一名が説明役として付き添いました。

ベトナムとドイツからの留学生ですが、ゆっくり話せば大体の日本語は理解できていたようです。

三人とも一時間ずっと座っておりましたが、帰る時も苦労なく立ち上がり挨拶をして帰って行きました。

一服

留学生は、お客様が終わると点前座に座り、棗から抹茶を掬って茶碗に入れ、柄杓からお湯を注いで点ててもらいました。

そして、自分の点てたお茶を飲んでもらいましたが、「味はどうですか?」と聞くと、「さっきのとは全然味が違う」といっておりました。

「皆さんに出したお茶は、お点前をしたこの子たちが、心を込めて点てたから・・・」「どうしてこんなに味が違うのでしょう」と不思議がっておりました。

「お料理も怒りながら作ったら美味しくないでしょう。お茶も同じで、美味しく点ちますようにと心を込めて点てているんですよ」

ニッコリ・・・解ってくれたようです。

お稽古風景

炉・置炉・そして風炉と三ヶ所でお稽古をしております。

一年生は風炉を一生懸命に覚えている最中ですが、上級生たちは、学年により拝見をしたりと、三ヶ所三様のお稽古風景でした。。

慌ただしいお稽古になってしまいましたが、留学生のみなさん喜んで帰って行きました。

コメント
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