tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

道具は使ってこそ輝くような・・・

2019-12-21 17:21:33 | 今日の一服

12月21日(土)

朝から曇りがちで、お日様が出てきません。

今日は庭掃除をしようと思っておりましたが、なんとなく出そびれてしまい庭へ出ることなく終わってしまいました。

こんな事をしていたら、すぐにお正月になってしまいます。

桃太郎

部屋にじっと閉じこもっておりましたので、昼食後に散歩に出かけました。

後ろから、電車の来る音がしましたが、意にも介さず一生懸命歩いていると、何と桃太郎が私を追い越して行きました。

慌ててポケットからスマホを取り出した時はずいぶん離れてしまいましたが、ズームで撮ったのがこの写真です。。

何と珍しい、タンク車一両引っ張って走っておりました。

お菓子

一時間半くらい歩いて帰宅して、ホッとしたした時にはこれです。

美味しいお菓子とお抹茶です。

御本立鶴茶碗

寒くなってくると出すお茶碗です。

御本茶碗の本歌は数点残っておりますが、野村美術館にあるそうですが、まだ本物は見たことがありません。

いつかは見てみたいと思っております。

でも、お茶道具をはじめ道具として作られた物は、美術館に収められ展示されるようになると、保存は確実でしょうが、本来の輝きは失われてしまうような気がしてなりません。

道具は、使ってこそ道具だと思っております。

そんなことを思いながら今日の一服をいただきました。

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ゲームのようなお稽古は・・・

2019-12-20 18:15:02 | 非常勤講師奮闘記

12月20日(金)

寒い一日でしたが、高等学校へ行って来ました。

先週まで、学園祭のためのお稽古をしておりましたから、今日は、誰もが風船が弾けたような感じでした。

お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子ですが、「うぐいす餅」でした。

暮れにうぐいすか・・・・そんな気がいたしますが、予算の少ない学校のためにずいぶんと気を使ってくれているので文句など言えません。

生徒たちは美味しい美味しいと食べておりました。

それはそうでしょう、羽二重餅でこしあんを包み込んだうぐいす餅ですから・・・・

一服

多分今日は、みんな元気が無いだろうと予測はできました。

そんな訳で、楽しくできるお稽古をと思って、今までしたことがないゲームのようなお稽古をしてみました。

花月のような札を作って持って行き、札を引いてはお茶を点てる人、飲む人を決めて進めて見ました。

大当たりです。

いっぺんに元気が出てきてやる気満々といった顔になりました。

一回もお茶を飲めなかった人あり、続けてお点前ばかりしていた人などおりましたが、楽しそうにやっておりました。

やれやれと云ったところです。

 

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自分に「喝」の一服を・・・

2019-12-19 17:11:12 | 今日の一服

12月19日(木)

朝から気温の上がらない寒い一日でした。

昨日帰りが遅かったために、何時ものペースが乱れて、何だか力の入らない日になってしまいました。

若い頃は、遅くまで平気で遊んでいられたのに、最近は、夜の外出は苦手になっております。

お菓子

信州のお菓子です。

「凍豆富」という銘が付いております。

さすがに信州、凍豆腐の本場です。

先日、植木屋さんに出したら、「本物ですか」「まさか・・・お菓子ですよ」とこんな会話が出るほどでした。

お菓子

包み紙を取ると、更に本物の「凍豆腐」のようです。

一口、コリコリと噛めば甘い砂糖の味が口の中に広がりますが、見た目とのギャップを楽しむのには面白いお菓子だと思います。

そして、お客様との会話も弾むような気がいたします。

ボーッとしていた体に、お菓子とお抹茶を注入です。

サンタの茶碗

お菓子を食べて、サンタさんの茶碗で一服頂きました。

だらけていた自分自身に「喝」の一服でした。

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国立能楽堂へ知人が出演で・・・

2019-12-18 22:28:37 | 観覧

12月18日(水)

朝から何となく生温かなお天気でした。

今日は、本来ならば大学の稽古日でしたが、無理を言ってお休みにして頂き、国立能楽堂へ行った来ました。

開演は18時からです。

能楽堂

知人がここ能楽堂に出演するというので行って来ました。

謡や能は好きですが、ここへは中々入る機会はありませんので、学生たちには申し訳なかったですがこちらを優先いたしました。

門を入るとすでに大勢の人々が来ておりました。

受付を済ませ指定された席に着き開演を待ちましたが、お客様の中に、あちこちに有名な方々が座ってらっしゃいましたが、誰ひとり側に行ったりはいたしません。

大人の世界・・・かな?

夕食

終演になってから、お弁当を買って今日の夕食にしました。

優雅な世界から現実に引き戻された瞬間です。

長い一日が終わりました。

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留学生も楽しそうにお稽古を・・・

2019-12-17 17:23:58 | K大學の稽古

12月17日(火)

朝から雨が降ったりやんだり、定まらないお天気でした。

今日は大学へ行ってきました。

花は、いつもと同じでマンサクと西王母です。

学生も上手に生けるようになりました。

留学生

今日は留学生三名が、茶道を体験させてほしいという事で来ました。

私が着くといつものように、全員で並んで迎えてくれましたが、その中に留学生もおりましたのでビックリいたしました。

事前に聞いておりましたが、学生と同じようにして迎えてくれるとは思いませんでした。

お菓子

留学生は、市の担当者から、市の茶道会に話が行き、その大学には私が行っていることが分かり、大学に連絡して、体験に来たというずいぶん遠回りしたものです。

お客様をして一服飲んでから、自分で点てて飲んでもらいましたが、「どうですか?」「さっきとは全然違う。苦い」と、通訳を通して言っておりました。

「さっきのお茶は、心を込めて、美味しく点ちますように・・・と念じながら点てましたから美味しいのです。」そんな1時間の体験でした

四年生

四年生です。

久しぶりにやって来ましたのでゆっくり点前をして貰いました。

四年間休まずお稽古をしておりましたから、体が自然に動いておりました。

ちょっと手が止まる事もありましたが、一言言うとすぐに動き出します。

お稽古のたまものです。

留学生が来て慌ただしいお稽古でしたが、一人に一人ずつついておりましたので、学生たちも楽しそうにやっておりました。

 

 

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路地前の垣根を・・・

2019-12-16 17:01:44 | 自宅の庭

12月16日(月)

明日からお天気は下り坂だそうですので、今日は朝から路地前の垣根を新しく作り直しました。

せっかく松もさっぱりときれいになったので、路地の前の古い四ツ目垣を替えよう・・・

路地前

路地との境のところに枝折戸があります。

その四ツ目垣が色も変わり、ひびも入ってしまい情けないほどの状態でしたので、何とか変えようと思いついて始めました。

あっち持って、こっち持ってと大騒ぎしながら何とか完成いたしました。

こういう仕事は、一人でははかどらないようで、誰か一人いて、ちょっと手を貸すとはかどるそうです。

わずか1m足らずの垣根ですが、有ると無では庭の雰囲気は全く違います。

狭い庭ですので、工夫しながら使っております。

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松もお正月を迎えるために・・・

2019-12-15 17:14:23 | 自宅の庭
12月15日(日)
午前中の穏やかなお天気も、午後からは冷たい北風に替わり、一気に気温も下がったようです。
今日は朝から植木屋さんが来て、松の手入れをしてくれました。
手入れが終わり
気持ちが良いほどきれいになりました。
門の前が暗く感じるほどの松でしたが、植木屋さんの手にかかるとさっぱりといたします。
手入れ前
植木屋さんに言わせると、「勢いのある松」だそうで、枝だが垂れ下がってしまうほど松葉が伸びてしまいます。
本当は5月にに「芽摘み」をすると良いそうですが、見た目は良いのだそうですが、植木屋さんにとっては、手入れに倍くらいの時間が掛かってしまうそうです。
一本の芽を摘むと、積んだところから数本の芽が出てきてしまうため、今度は暮れの手入れに時間が掛かるのだという事です。
「目を摘むと見た目には良いけれど、植木屋泣かせ」というという事になります。
朝の8時から夕方の4時まで、一本の松の手入れに要した時間です。
曙椿が開ききっておりました。
もう少し早く見つけていればお稽古に使えたのに・・・
 
自宅でのお稽古も、土曜日で終わりましたので、後は大学だけですので何とか椿も間に合いそうです。
今頃の椿は、咲き出すと鳥に食べられるか、風にあおられて傷つくという、椿にとってはあまり良い事はありませんので、早く見つけて切って飾って楽しんであげようと思います。
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学園祭は終わりましたが・・・

2019-12-14 17:56:50 | 非常勤講師奮闘記

12月14日(土)

朝の冷え込みはありましたが、日中は穏やかな1日でした。

今日は早起きして、学園祭に行って来ました。

床の間

いつも授業で使っている部屋ですので床の間がありません。

屏風でそれらしき場所を作り、少しでもお茶会らしい雰囲気をと思って設えました。

花と香合

長板を使って板床のようにして、花と香合を飾りつけました。

香合は中国土産です。

織部焼の花入に、蝋梅と白侘助を生けました。

昨日から、自宅の椿の木を見て回り、あれこれ探しておりましたところ、一番奥に植えてある白侘助が「私を使って!」と云っているように、こちらを向いて咲いておりました。

迷わず切って使いました。

純白の侘助が小さな花をグット開いて誇らしそうに咲き続けておりました。

評判は上々・・・

お菓子

お菓子は、お菓子屋さんにお願いしての特注品で「ジングルベル」です。

今日は、12月14日ですので、本来ならば「忠臣蔵」をテーマにしたお茶会にしたかったのでが、生徒たちが「知らない」という子が多くいたので、誰でも解るクリスマスにいたしました。

クリスマスの茶碗

茶碗は、クリスマスの茶碗を使いましたので、どなたでも、「クリスマス近し」を感じていただけたようです。

特に大人の方々が喜んでおりました。

100個用意したお菓子は午前中に残りわずかになってしまいましたが、自宅から持って行ったお菓子で午後は我慢していただきました。

それにしても、今日の午前中の忙しさは異常なほどで、お客様が途切れる間が全くなく、目の回るような忙しさでした。

今日は社中の方一人と大学生一人の応援で何とか終わることができました。

高校生たちも、お茶会の忙しさと楽しさをを実感したと思いますが、私はオバーワークといったところです。

 

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令和元年に「無事」を掛けて・・・

2019-12-13 17:10:54 | 自宅稽古

12月13日(金)

穏やかな冬の一日でした。

今日は高等学校が学園祭のために授業がありませんので、非常勤の私はお休みでした。

床の間

今週で自宅でのお稽古は最後になります。

床の間には、「無事」の軸を掛け令和元年一年を、無事に過ごさせていただいたことに感謝いたしました。

お稽古に見えられる方がも、この軸を見ると「あ~。一年の終わりか・・・」と実感すると思います。

花は、まだまだ青い葉が残っておりますズイナを使い、丸々とした白玉を生けました。

この椿は、成木を4年前に購入して植え込んだ椿です。

翌年は驚くほどの蕾を持ちましたが、去年も今年も数えるくらいしか蕾を持っておりません。

多分、切り込まれた根が、新しい土に馴染んで伸び伸びと成長しているのだと思います。

安住の地を得て安心しているのだと思いますが、このまま何年も続くようでしたら、また根を切り込まなくてはなりません。

点前座

終わってから自服です。

金曜日に自宅にいられるのは久しぶりですので、お稽古が終わった後に自分で点てて自分で頂きました。

明日は、高等学校の学園祭です。

お茶席を設けて大勢のお客様をお迎えする予定です。

去年は100人ちょっとでしたから、今年もそれくらいのお客様を見込んでお菓子を用意いたしました。

 

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文化祭の準備を全員ですれば・・・

2019-12-12 17:30:52 | 非常勤講師奮闘記

12月12日(木)

午前中の暖かさが嘘のように、午後から気温も下がり強風が吹き出して真冬の寒さにありました。

今日は、高等学校の学園祭でお茶席を設ける事になっておりますので、準備に行って来ました。

生徒たちのは12時半と集合を掛けておりましたので、少し前には・・・と思って行ってみますと10名ほどが集まっておりました。

全員で

広間を掃除するグループと水屋となる部屋を掃除するグループに分かれて一斉に拭き掃除です。

見ていると、みんなそろって雑、そして力が入っていないので、拭き方をやって見せて、再び拭き始めましたが、終わるのが早かった・・・。

きっときれいにはなっていないだろう・・・と疑いながら見ておりました。

お茶席

屏風を立て、風炉先を置き、風炉に銀瓶を乗せて、最後に毛氈を敷き合わせて終わりました。

生徒たちぃは、一つ終わるごとに「お~~」と歓声を上げ、楽しそうに仕事をやっていたのが良かったと思います。

ほぼ全員が集まりましたので、1時間くらいで完成いたしました。

後は、当日を待つばかりです。

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