伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

伊賀 九重

2010-12-15 09:57:16 | 町づくりって楽しいかも!

絶対に失くしてはならぬ、我が住むまちの“たからもの”

通りかかったものの、気になって気になって・・・
昨夜(12/13)から、遠い昔のことを思い出したり、まちづくり会社にいた時お邪魔したことがあっていろいろお話を聞いていたことを思い出したり、と思い込んだら止まりません。

そこで、朝起きて考えたこと!
今日(12/14)は、「㈱まちづくり伊賀上野」にタウンマネージャーの加藤さんが来てくれる、ならば加藤さんと森川君を誘って「九重」に“おうどん”を食べに行こう、と思いついた(笑)。

忙しいにもかかわらず、誘いに乗ってくれたお二人に
当然、歩いてお出かけです。「九重」までは数分の距離、中之立町を南に歩き、途中(整骨院のある)東西の通りを東に曲がり、1メートルあるかないかの細い路地を抜け、銭湯の前を過ぎてすぐそこ。

表門ののれんをくぐって

玄関へ、とても素敵な雰囲気でお出迎えしてくれます。
ここのご亭主夫妻のやさしさがあふれてます。
決して敷居の高い『老舗』ではなく、エプロン掛けのおばさんだって来られます。

この玄関を入ると、土間があってそこでももちろん食べることはできます。

(この写真は、食べログの「nappleのレストランガイド」から借りました。)
ハキモノを脱ぎたくない人や、椅子の方がいいという方は、この土間でどうぞ。


ちょっとゆっくり座って食べたいね、という方は玄関入ってすぐのこの小部屋でどうぞ。


もう少し落ち着いて、個室で庭でも眺めながら・・・というゆとりのある方は『奥座敷』もあります。
ワタシたち、時間に余裕はなかったけれど、心には余裕を持っておきたかったので奥座敷へ上がらせていただきました。
ご主人が案内してくださり、通されたお部屋は『床の間付きの奥座敷・中庭の眺め付き』。

きっとその昔、ここで重要な会談でも行われてたんじゃないかしらん?と思いを馳せる・・・

「写真を撮らせていただいてもいいですか」と厚かましいったらありゃしませんが、快く「どうぞどうぞ、いっぱい撮ってくださいね」なんてやさしいことを言ってくださる。

手作りの「おしながき」


みんなで違うものを頼んで少しづつ分け合おう、ということに相成り、
森川君は「あんかけうどん」と「生姜ごはん+一品」のセット600円!

あんかけは生姜風味でさっぱり、そしてあったまるぅ~
生姜ご飯も素朴で美味い。

ワタシ、「かき揚げうどん」と「かやくご飯+一品」のセット650円!

かき揚げには季節の野菜とゆずの皮のせん切りも入っており、「冬の香り」を堪能。
このかやくご飯、お持ち帰りもあります。

加藤さん、「カレーうどん」と「生姜ごはん+一品」のセット800円!

カレーのだしがしつこくなく、あと口もさっぱり系の和風カレー、いやすべてに参った!

誰一人、うどん汁を残す者はいなかった、いいお出汁がきいているので塩分など気にする必要もなく飲み干せたのです(笑)。
そして、もひとつ嬉しかったのは「自家製お漬物・今日は蕪の浅漬け」、おふくろの味を思ひ出す

ほんとは、お値段のことは書きたくなかったんですけど、そこはお店選びの選択肢のなかの重要項目のひとつですのでごめんなさいね。


手描きの案内に嬉しくなって、「今度は特別注文のお弁当食べた~~い」って思ってしまった。これってすなわち「リピーター」として行きたいという気にさせる、心憎い演出ですよ。

そして、ここ

このつるっつるに磨かれた階段を覗いていると・・・思わず竜馬が出てきそう!なんちゃって。
ワタシの微かな記憶では、一部屋20畳くらい(記憶が曖昧、間違ってたらごめんなさい)の畳の部屋が4つ。それぞれに襖で仕切ることもできるし、全てを開け放して巨大空間の『大広間』にもなる。臨機応変に使える老舗ならではの2階になっております。

そんなこんなの九重談義、お昼のみの営業、水曜・土曜日定休、

ではよしなに



そうそう、2階は現在使われておりませんので、あしからず