白くって丸くて大きなきのこです

ボールペンの長さは14.5cmです。ですからこのきのこは直径は約15cmの球体なんですよ。
きのこって一般に傘型をしていますよね、開いた傘から胞子を出すんですよね。このきのこはどこから胞子を出すんでしょうかね。不思議な姿している球形の大きなきのこです。
このきのこはポンプ小屋跡の桜の木の下の草むらの中で生えていました。私は91年8ヶ月生きて里山好きな私です。ずいぶん里山や野をあるっていますけどこんなきのこを見たのは始めてです。なんというきのこなんでしょうね。私はあるいはほこりたけの仲間ではなかろうかとも思っていいるんですけど・・・

そういえば85年ほど昔、友人の一人が山で見つけて採ってきたんだといって茶色のスポンジのようなかたまり、(両手いっぱいほどの大きさでした。)を持ってきてポンポン叩いて茶色の煙をだしてみんなをうらやましがらせていました。小学校2~3年の私はうらやましくてうらやましくてたまらず野や山で一生懸命探したけど見つからなかった思い出があります。あるいはこのきのこがそれなのかもしれません。やがて 熟して茶色になって球体の上に穴があいて茶色の胞子を放出するのかもしれません。もしもそうだったとしたらやっと85年後に念願の欲しかったキノコを見つけたことになります。嬉しいです。でもそれを見せびらかす友人はもう誰もいないんです。寂しいです。 徳男君も庫吉くんも、スミエさんも、イセコさんも、トミエさんも・・同級生は私を含めて6人の山の学校でしたけど・・・