さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

 コンデジがきれいなトンボを撮ってくれました

2013-07-26 | 日記


 会津マッチャンさんによればこのトンボは「ハグロトンボ♂」なんだそうです。
 いま私の散歩道旧宮川沿いに見られるトンボはこのトンボとほんのわずかでときおり見られるこの「ミヤマアカネ」だけです。トンボの数が激減してさみしいです。


 
ミヤマアカネの名前は会津マッチャンさんに教えてもらいました。


 子どもの頃はいろんなトンボがいて楽しかったですね。アカネなどは空いっぱいに群れていましたし、私の古里の呼び名でヤマトンボ(ヤンマ)ムギワラトンボ(シオカラトンボ)赤い羽根をしたイトトンボ、赤トンボ(アカネ)などがいっぱいいて、私のこどもの頃は捕虫網なでありませんでしたから箒でたたいて落としたり、棒の先にとりもちをつけて取ったりして楽しみました。

 一番の楽しみはヤンマの雌が産卵している所をねらって箒でとって糸をつけ雄のヤンマが堀沿いに雌を探して飛んで来るのを待って糸をつけた雌のヤンマを放しますと、雄のヤンマは雌のヤンマに飛びついて放しません。そのようにしてたくさんの雄ヤンマを捕って楽しみました。 あかねトンボなどは親指と人差し指をV字型にして腕を高く上げているとあかねトンボはどちらかの指にとまるのでおもしろいように取れました。こどもの頃の楽しかったトンボ取りです。

 手のひらに入るような小さなコンデジはトンボや蝶を撮るのにはとても便利なことがわかりました。モニターを見てシャッターを切りながらカメラを静かに近づけると逃げないのでマクロの写真が撮りやすいようです。今のコンデジの性能や機能はすばらしいですね。 私のばばちゃん(84歳)などはモニターを見ながらシャッターを押すときれいな写真が撮れるコンデジを愛用してみなさんに喜ばれております。

 ヒルガオの花に幼い日々がよみがえり

2013-07-25 | 日記


 東北の今年は冷夏の予想です。冷たい梅雨の雨が続いています。
 梅雨の晴れ間の散歩道にヒルガオの花が咲いていました。幼い頃あの人と遊んだあの道にもヒルガオの花が咲いていました。シャボン玉のような美しい思い出がよみがえりました。

 
 私は五歳、あの人は四歳、隣の家の可愛い女の子でした。集落のはずれの二軒でした。幼稚園や保育所などなかった時代です、二人はいつも一緒でした。二人だけの楽しい世界でした。そして六歳になった私は父の仕事で遠くにその人と別れました。

 80年の月日が過ぎました。ふとしたことでその人の消息を知りました。あの人はもう80年も昔の幼い二人のことなど覚えているはずなどない、そう思いましたけど懐かしさの思いに心がふるえ迷いましたけど思い切ってその人に電話しました。

 「さんたろうです、おぼえてなんかいらっしゃらないと思いますけど、こどものころ遊んださんたろうです」、その人は絶句してしばらく無言でした。「ごめんなさい、おかしな電話して」とお詫びして電話を切ろうとすると「覚えています、あんなに楽しく遊んだ二人ですから。そして私の「80年も過ぎましたけど、あなたはいつも私の心の中のお姫様でした」という言葉に「あれって二人の初恋だったんでしょうか」と明るく屈託なくその人は笑いました。私も嬉しくて笑いました。幼かった二人の思い出に話しは弾みました。

 でも、そのあと二人は電話などしていませ、幼い美しい夢が壊れるといけませんから。 私のだいじなだいじな幼い日々の思い出ですから・・・

五つ葉を摘んで爺いは元気です

2013-07-24 | 日記


 散歩していてふと四つ葉のクローバーを見つけました。 「 四つ葉のクローバーを見つけると幸せになる」そんなこと信じているわけではありませんけど、なんとなく楽しくなっ探す癖がつき見つけるとばばちゃんの台所のコップにさして和んでいました。

 ところがある日爺いが五つ葉のクローバーを見つけてしまいました。3年前のことです。その御利益のお陰でしょうか、3年の間に急性心筋梗塞それに胆管結石の重い病気も乗り切って86歳の爺いはいま元気です。

五つ羽根のプロペラつけて実を空に

2013-07-23 | 日記


 いろは紅葉の実は1枚羽根のプロペラつけて風に乗せて実を運びます。
 でも、この実は五つ羽根のプロペらをつけて実を運びます。ツクバネウツギの実です。昔お正月に女の子が羽子板でついた羽根に似ているからついた名前です。

 やがて秋もたけて木枯らしの初冬、尾根を吹き登る風に5枚の羽根をまわして空高く飛ぶんでしょうね。ツクバネのように・・・

 
花はこんな可愛いきれいな小さなはなです