さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

私一人で歩む散歩道

2019-07-12 | 日記



両脇に茂る茅野の緑の道の遠くに明るい空も見えている。いいんじゃないか撮ってみようとカメラをAEBにセットしてひざまついてカメラを構えました。構図を決めてシャッターを押した瞬間誰かが私の左脇をさっと通り過ぎていきました。
(AEBは明るさを自動で三段階に撮ってくれて便利なんです)


振り返って見ると中学生くらいの若者がすごいスピードで走り去っていきました。若者っていいな未来をつくる宝だもん。老いの爺いには爽やかな若さがうらやましかったんです。

ふと我に返って先に押したシャッターが失敗しているので撮り直さなければと思いながらカメラのモニターを見たところこんなカットが写っていました。



あっこりゃいい、カットが生きていると嬉しくなりました。 怪我の功名と言うんでしょうか撮れているカットがいいなと思ったんです。老体の平和な散歩のひとときです。


昨日から今朝までの梅雨の寒さがお昼すぎから一転気温が上昇しはじめ2時45分現在暑くなりました。梅雨前線が北に上がったんでしょうかね?

緑濃い集落の田んぼも空も明るくて

2019-07-11 | 日記
梅雨の晴れ間が嬉しくなりました



でもね6月初めの酷暑が嘘のよう爽やかで涼しいんですよ


実はこれ、昨日のことなんですよ。
高気圧に覆われてあんなに綺麗に晴れていた昨日の空は一転して今日は薄曇り、涼しいんじゃなくて寒いんです。毛糸のチョッキに上着をきてこれを書いています。

「涼しい梅雨が続いて今年の稲の生育が遅れている」農家の仲間の人たちは皆そう言っているとばばちゃんが言っていました。まさか今年の秋は冷害なぞというようなことはないとは思いますけども、今年六月初めの異常な酷暑や昨年の豪雨による大水害のことなど考えると梅雨明け後の夏のことが気になります。

どうか平温な明け後の平温な夏でありますように祈るばかりです、

黒い羽をひらひらさせて飛ぶトンボ

2019-07-10 | 日記
今年も会えたかと嬉しくなりました。たった1匹のトンボですけども静かに追っていたら草の葉に止まってくれました。そっとそっと近づいてようやく1カット撮ることが出来ました。

ハグロトンボ?というんでしょうか



幼かった頃暮らしていた山あいの村の愛宕山の麓を流れる用水堀にはこのトンボとそっくりの姿で羽の赤いトンボが飛んでいました。捕まえようとしても軽やかに舞うように飛んで捕まえることは出来ませんでした。用水堀のほとりに咲く山アジサイ花にとっまっている赤い羽根のトンボの姿が目に浮かんで懐かしいです。

このハグロトンボはすぐ近くに流れているまだコンクリのU字溝化されてないこの農業用水堀で幼虫の時代を送ったんでしょうね。



この水路は稲刈りの時期から春の耕耘までの6ヶ月間は水は流れません。水の流れない枯れ掘りの中で厳しい冬にも耐えて幼虫時代を生きぬきよくぞ成虫のトンボになったと思うと感動です。

私の心が分かったんでしょうか?・・トンボはありがとうと言って(言ったと思うんです)さっと飛んでいきました。たった1匹の嬉しいハグロトンボの姿でした

鬱陶しい梅雨の季節の散歩道に

2019-07-09 | 日記
ヤブカンゾウの花が綺麗に咲いていました



集落の水田は広々とした緑でいっぱいでした



あと2週間もすれば梅雨が明けて酷暑の夏がやってきます。老いの身には熱中症も怖いですけどもこの冷たく鬱陶しい梅雨の明けるのが待ち遠しいんです。あの六月初めの酷暑の記憶があるとゆうのにほんとにアホで困った爺いの私です

新しい地球の夏と秋、今までの気象データーの解析では気象の予想はつかないんでしょうけど、どうか平穏な夏と秋でありますようにと祈るばかりです。

あでやかな会津坂下町の早乙女踊りを楽しみました

2019-07-08 | 日記
会津農林校高等学校女生徒さん達の「早乙女踊り保存クラブ」皆さんの踊りです




お囃子の皆さんです



歌い方笛方の皆さんです



太鼓方のお二人さんです




私達の町会津坂下のお田植え祭りには栗村稲荷神社境内で飯舘(いいだて)集落の女の方たちによるお田植えの行事や早乙女踊りが古くから伝わりおこなわれてきたと聞いています。





しかし時代の流れで農村の様子が激変し若い人達や子どもの姿が少なくなってきました。当然若い女のかた(早乙女さん)も少なくなって遠い昔からおこなわれてきたお田植えの行事や早乙女踊りの存続が難しくなってきました。

その危機を救ったのが会津農林高等学校の女生徒さんたちなんです。「早乙女踊り保存クラブ」をつくってその行事をうけついでくれたのです。私達町民はそのことを聞いてほっとし会農の女生徒さんたちに感謝しました。

今では「早乙女踊り保存クラブ」の皆さんの活動は全国の高等学校の催しにも参加して好評を得ているとの校長先生のお話もありました。

しかも「早乙女踊り保存会」の皆さんは戦前まで続いていた扇の舞を古老を訪ねて教えてもらい70年ぶりにその踊りを復活し踊りのレパートリーの一つに加えたと福島民報の新聞に報道されていました。本当にすばらしいことだと私は感動し感謝しているんです。