こんにちは、不動産担当の塔筋です
こちらは、私どもセルビーハウジングが管理を任されている土地(旧商家跡)です。
この土地には江戸初期(1614~1616年)完成の赤穂藩時代の上水道の遺構があります
赤穂藩といえば「忠臣蔵」が有名なので浅野家を連想しますが、
この上水道はその前の池田家(姫路城を築いた池田輝政の五男)が築いたもので、
赤穂城下、武家屋敷から町人屋敷まで、1軒1軒に上水道を引いたようです
赤穂上水道は、江戸・福山と並び、日本3大水道と言われています。
赤穂上水道の特筆すべき点は、すぐ隣に備前焼の産地があるため、土管が備前焼でできていることです
そのため、現在も使用可能なぐらいの状態で残っています。
赤穂市内中心部にある江戸初期の上水道モニュメント
さて話は戻って、
この土地にある遺構の蓋を今日開けてみて、その素晴らしさにびっくりしました
底はカメで、周りは石を丸く加工しています。
400年前の先人の知恵とインフラ技術に感動と尊敬をしました。
と同時に、この土地はこの遺構の価値を理解していただける人に紹介していきたいと改めて思いを深くした次第です
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