こんにちは、塩津です。
ちょっと日にちが空いてしまいましたね。
それではさっそく「その1」の続きの入っていきたいと思います。
前回ご紹介した内子座を後にして、内子の街並みにある駐車場へバスで移動です。
この駐車場からはあまり歩くことなく町並みに入っていけます。
駐車場から1本目の角を曲がるとこのような町並みが目に飛び込んできます。
ほろ酔いのセルビー軍団もシャキっとしてそれぞれの専門分野に付いて語り合っています。仕事モードに戻っています。
漆喰の壁が奇麗です。窓周りも思考を凝らし、お金を掛けて造られているのが分かります。
このお宅には「うだつ」が付いてます。お金の無い家にはうだつを付ける余裕が無かったので「うだつの上がらない男」なんて言われるようになったのす。
「うだつ」とは屋根の端を一段高くして火災の延焼を防ぐ防火壁の事ですが、岐阜県には内子と同じ様に国選重要伝統的建造物群保存地区になっている「うだつの上がる街並み」といった場所があります。日本一うだつが多いそうですよ。(余談になりました。)
この扇子は何なのでしょうか?もしかして表札??それとも歌でも書かれているのでしょうか?
壁の色がいいですね~。漆喰に墨をまぜているのかな?
人きは目を引く建物です。木蝋生産で財をなした豪商の邸宅だそうです。
玄関周りは少し数寄屋風の質素な感じですがその他は絢爛豪華ないかにも富豪らしい建物です。
妻には鏝絵(こてえ)と呼ばれる意匠が施されています。左官職人にとっても腕の見せどころだった事でしょう。
好き嫌いはともかく、豪華な鬼瓦も含めお金が掛かっていますね。建てられた方の性格がそのまま建物に現れている様に見ます。・・・・どんな人物かは知りませんが・・・・でも、世界的に見てもこのような富豪や貴族が居たから素晴らしい建築物が残ってきたのでしょうし、技術やデザインの進歩があったのでしょう。
格子の組み合わせ、下部の彫り物、なかなかのものです。
こちらは現在、木蝋資料館になっています。先ほどの邸宅の分家との事です。
この資料館では蝋商の暮らしぶりや木蝋生産の様子などが見学できます。
この建物は平成2年に国の重要文化財に指定されています。
シンメトリーに下から撮ってみました。まるでお城の様ですね。
横からです。のし瓦、鬼瓦共すごいですね。屋根屋さんによるとこの鬼瓦の形状は四国独特らしいです。
ちょっと反対側の路地を撮影。
こんな感じです。
他にも修復中の旧家があったり見どころはたくさんあったと思います。兵庫県にも出石、丹波篠山、龍野、赤穂坂越、室津などたくさん素晴らしい古い街並みがあります。それぞれ違った魅力があります。
ここ内子は内子らしい独特の雰囲気があったと思います。
しらふに返ったセルビー軍団があまりにも熱心に内子の町並みを見学した為に、次の予定だった松山城見学が、ロープウェーの時間に間に合わなくなり中止になってしましました。
お城大好きの私は大変ショックでした。
結局1日目の見学は内子のみ。この原因は内子に時間をかけすぎた事も有りますが、高速道路のサービスエリアの各駅停車がかなり効きました。。なぜ各駅停車なのかはあえて書きません。
道後温泉、ホテル道後館の部屋より眺める松山城(山のてっぺんに小さく見えてます)
・・・・松山城の見学はこれだけでした・・・・
では、内子の町並みの紹介はここまでとします。
次回は番外編として道後温泉と、2日目に行った大和ミュージアムの事を書きたいと思います。
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