
こんにちは。山口です

研修やらなにやらでバタバタしており、ご報告が遅くなりました。
先日の22日(日)は、セルビーのお客様、業者様に集まっていただいてのゴルフ大会、
【セルビーコンペ】 が行われたのですが、半年も前から予定が決まっていた私は勝手ながら
【姫路城マラソン2015】 に参加させていただきました。
さらにSさんといい、私といい先にマラソンのご報告をさせていただき申し訳ありません

さて、という訳で

22日日曜日雨が降る中行ってまいりました。
夜中に結構な雨音で目が覚め、うわ~ とへこみながら5時半にまた起きたら今度は小雨に。
そこはもう諦めて、朝からスタミナ補充のためのお餅を大量にかき込みます
そして同級生でセルビー車部門御用達の
「オートガレージオカダ」の岡田君と一緒に電車で姫路駅に向かいます。

更衣コーナーと手荷物預け場所に指定されている、大手前公園地下駐車場で着替え、雨がそこそこ降っていたので100均のカッパを着てトイレに並びます。心配したトイレ並びも10分程で入れました
待機ブロックの違う岡田君とはここで別れましたが、高校同窓会の幹事仲間から電話が入り、わざわざ待機ブロック近くまで応援にきてくれました

ここら辺が地元大会のありがたさですね

↑ 待機ブロックにてスタートを待つ。
そして時間ぎりぎりに待機ブロックに入り、応援軍師「黒田かんぺい」の
「開幕じゃ~」という勇壮な掛け声でついにフルマラソンがスタートです
スタートするころには雨もほぼやみ、暑すぎず寒すぎず快適になってきたのでスタートと同時にカッパは脱ぎました。
姫路駅手前を右折し、大劇前を走るのですが姫路にこんなに人がいたのかと思うくらいの大声援です
しか~し、ここで高ぶってはペースが上がってしまい神戸マラソンの失敗の二の舞です、ここはセーブセーブ
少し行くと子供会ソフトボールのコーチをしてくれている相棒が応援してくれていました
5キロのラップは想定タイムの29分ほぼちょうど

いい感じのペース配分です。
ここで少し暑くなってきたのでカッパの下に来ていたビニールポンチョを脱ぎます。しかしいつまた降ってくるかわからないのでウエストポーチのベルトにひっかけて携帯します。
そして書写山を横目に通り過ぎ10キロ地点、ここもほぼ想定タイムぴったりの28分/5キロペース。まだまだ快調です。
夢前の田舎の田んぼ道をひたすら北上、それでも沿道には応援の方がいてありがたかったです。
そして15キロを過ぎ、塩田温泉近くの最北端で折り返し、すると
『セルビーハウジング 山口さん!がんばれ~』 という巨大な黄色い声が
「えっ、こんなところに」 とびっくりするとなんと W一族様がそれこそ一族で応援にきてくれていました
嬉しくなった私も「いぇ~」と言いながらご主人とちびっ子たちと奥様とハイタッチしてまわりました


疲れが少しずつ出始めるあたりでしたが、さらに足取り軽くなりました、W一族さま 本当にありがとうございました
ここからは車でも普段あまり走らない「夢前川の左岸」を南下していきます。
15キロと20キロは 想定ペースの 28分/5キロ から少しだけ早くなってますが予想範囲内です。
ここから後は 27分30秒/5キロ、 5分30秒/km までペースを上げます。
ここらあたりからはエイドステーションで地元名物らしい「そば粥」やヤマサ蒲鉾の工場前では 「ささかまぼこ」などを配ってくれるのですが、今回はペースが命

立ち止まって食べるわけにも、無理に食べて呼吸を乱すこともしたくないのです
とにかく目指すのは
『サブフォー!』 そのためには私設エイドの美味しそうな差し入れにも一切手を付けず、自分で用意した飲みやすい「エネルギーゼリー」しか口にしません
「あぁ、抹茶キットカット美味しそう・・・」と思いながら素通りします
しんどくなってくる20キロ~25キロを最速ラップの 27分12秒/5キロ で走り抜けます
「よし、いける! このまま頑張れば絶対いける

」 自己暗示をかけるように無理に笑顔を作ったりして自分に言い聞かせます。
そして30キロ地点を ネットタイム 2時間47分ちょうど、 想定タイムより1分早く到達。
ここまではトレーニングでも走れたタイムです。問題はここからです。 ここからは練習で何度も走った
「夢前川サイクリングロード」です、こんな狭いコースで大丈夫かと心配していましたが、狭い沿道に応援の方が入るので余計に狭いのですが、それがまた応援が目の前に迫ってきて何とも言えない迫力で素晴らしかったのです
そんな応援のありがたさもあって35キロまでの5キロは若干タイムを落としながらも頑張れました。
しかし35キロ手前で両ふくらはぎが「ビクッ、ビクッ」と痙攣し始め、肉離れの恐怖が襲ってきます・・
それでも、今日までこれだけトレーニングをしてきて、雨も降らずにいてくれて、今日を逃したらもう二度と「サブフォー」は無理だ

ここから 6分台/km まで落としてもなんとかサブフォーで行けるはず! 死んでもあきらめるな
と自分と闘いながら走りました。 足が上がらなくなってくるので、腕を思いっきり振って足を前に出します
あと5キロの表示を見たところで4時間までの残りタイムは 約33分、「よし、いける!」 とさらに勇気を振り絞って走ります。
と、ここで新たな欲がでます。
個人の
ネットタイムは自分がスタートラインを越えてからゴールラインを切るまでのタイムなんですが、完走証に正式に載る
【公式タイム】は、号砲が鳴ってからの
グロスタイムなんです
スタートの号砲が鳴ってから私がスタートラインを超えるまでのロスタイムが約2分半ありました、ということはもうひと踏ん張りすれば、ネットタイムだけではなく、グロスタイムでも4時間が切れるかもしれないと思いついてしまったのです
神戸では約8分、東京では15分以上のロスタイムでした、それを思うとたった2分半のロスタイムなら・・・公式タイムで4時間を切れるチャンスも今日だけかも? と考えてしまいました。
そこからは本当に必死でした、ビクビク痙攣する脚を必死で前に運び、お城に入る手前で同級生や家族の応援がありましたが愛想する余裕もなく、大手門をくぐります。
三の丸広場に入ってゴールゲートのタイムを見ると「やばい! ぎりぎりや!」 もう痙攣も肉離れも関係なくダッシュで走り、なんとか1秒前でゴールになだれ込みました
実際はなぜか1分見間違えてて、公式タイムで
【3時間58分59秒!】
ネットタイムで
【3時間56分27秒!】 でした。
ゴール後すぐは強烈に攣った足で一歩も動けず、係の人に横に避けてもらって落ち着いてから歩きはじめました。
「フィニッシャータオル」と「完走メダル」をかけてもらったてから、駆け付けた嫁さんの顔を見た後、嬉しくてホッとして嬉しくて、少し泣いてしまいました
「あ~良かった、本当に頑張った」 と有森裕子ばりに「自分で自分を誉めてあげたい」と思いました

↑ お城をバックに記念撮影。世界遺産をバックにゴールできる大会は他にはないでしょう。
ちなみに「坐骨神経痛」で1週間前には完走も危ぶまれた岡田君も気力で走り抜け、なんと自己ベストで完走しました
また、あまりにも長くなるので省きましたが、コース途中では野球部の仲間、後輩、その他いろんな人から声をかけていただきました。
さらにLINEでもたくさんの方に応援いただき、本当にありがたく思っております。
そんな地元のレースだからこそサブフォーを達成できたのかもしれません。本当にありがとうございました。
まだ走り続けますが、これからはタイムを気にせず、レースでもエイドではしっかり立ち止まって給食を食べ、応援の方にお礼をゆっくり言いながら走りたいと思います
なんならちびっ子たちに応援してもらえる着ぐるみでも着て走ろうかとさえ思います
もう休みの日に過酷なトレーニングもしなくていいと思うと心の底からホッとします
思い出しながら興奮のあまり書いていると、超長文になってしまいました・・

すいません
応援していただいたすべての皆様、本当にありがとうございました



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