初めて！

　友人T女（以前千里山でカフェをされてた）からポルトガル音楽「ファド」のライブに行けへんか？と誘てもろた。
ポルトガルギターを直で聞くのは初めてやし、テレビで見聴きしたことがある「ファド」の大人びた雰囲気にも浸りたいさかい、すぐOKした。
会場は中崎町のとあるカフェ（名前を失念）やった。
ここら辺一体はタイムスリップした気分になる町並が、最近の若い人にもてはやされて其所此所に楽しい店がある。
ライブの前にカフェで軽い食事をして二階のライブ会場へ。
３０人足らずの席が用意されてて、壁には２０枚くらいのポルトガルのスケッチがかかってた。
作者はこの日同行してくれやはった画家の小森さん（ポルトガルに思い入れが深い千里山在住、自分も旧知）でカフェオーナーの先代と懇意にされてたらしい。

ファド歌手は鹿糠（かぬか）さんという妙齢の美人で、造幣局の近辺に住まわれてたことがあるらしい。
哀愁を帯びたハスキーな声が雰囲気を高める。

伴奏は「マリオネット」の湯浅さんがポルトガルギターをかき鳴らし、ギター（クラシック出身らしい？フラメンコギターも弾かれるとか）との協奏。
特に日本を代表するポルトガルギタリスト湯浅さんの演奏に引き込まれた。
楽器紹介にあったようにポルトガルギターの音色は、シターに近い金属的な高音で、時にはバンジョーにも似ているように思た。
楽しい時間はあっという間に終わり。

さあ、明日は朝早うからスキーや！