昨日の授業は初めて聞く言葉「遷移」についてでした。
遷移とは一定の植物群落が時間の経過に伴って不可逆的に変わって行く現象で、
最終的に安定する状態を極相と言うそうです。日本での極相は森林です。
自然保護をするには、遷移を考えて現在の好ましい状態を将来的に保つために、そっとしておく「保存」だけではなく、
人手を入れて遷移を抑制を考える事が必要な事を知りました。
自然に任せて放っておくと「後は野となれ山となれ」のことわざ通り日本では森林になってしまいます。
そして昔からの林業や農業の作業と技術は遷移を上手くコントロールして自然保護に役つ人間活動なのです。
高大の授業の延長で桜の宮にある近畿中国森林管理局に仲間と行きました。
いろいろな展示物や資料があり参考になると楽しみにしていましたが、
展示してあったのは「いろんな木の実のオンパレード」と称して木の実だけでした。
横のコーナーでは富岡製糸工場が世界遺産に登録されるのを見込んで群馬県のPRポスターや
観光資料が数多く置いてありました。
近畿中国森林管理局の展示はいろいろな木の実だけでした。少しガッカリしました。
群馬県観光PRのカタログが沢山ありました。