「1万人の第九」のレッスンは進むのが早いです。今日は主に655小節~729小節(2重フーガ)の部分を練習しました。
「2重フーガはベートーヴェンが最も力を入れて作曲した部分で、歌うのも力強く正確に歌わなくてはいけません。」と先生は言われます。各パートで何度か練習し、休憩をはさんで、全体で合わせました。先生は「まだまだ!これからも何回も練習しなければ!」と言われました。そして「歌うのが難しいのは、ベートーベンがこんな複雑な作曲をしたからで、私よりベートーベンを恨んだらいい。」と楽しそうに言われました。私は4パートでフーガを歌うのは楽しくて好きなのですが、上手く歌えない所があり、先生の言われるように練習が必要です。
上手く歌うには早口言葉を練習しなさいと、宿題が出ています。「あおまきがみ、あかまきがみ、きまきがみ。」「あおぱじゃま、あかぱじゃま、きぱじゃま、ちゃぱじゃま。」それに一つ増えました。「しんじんかしゅの、しんしゅんしゃんそんしょー(新人歌手の、新春シャンソンショー)」です。
木村先生の楽しいトークでレッスンは始まります。 同じ会場でレッスンをしている高大クラスメイトです。