信仰の山で眺望もいい「虚空蔵山」に兄と登りました。
昨日の大雨で心配しましたが、降水確率が10%なので「虚空蔵山」に登ることにしました。20年以上前に1度登っていますが、記憶は殆どありません。楽に登れた記憶だけはありました。JR藍本駅から歩き出すと直ぐに「酒垂神社(さかだれじんしゃ)」があります。由緒深い神社のようで荘厳な雰囲気でした。名前もユニークだと思いました。ここでお参りをして登山のスタートです。登山道はうっそうとした自然林で途中から沢筋になります。涼しいのですが、濡れた石道は滑りやすく歩き難かったです。かつて虚空蔵堂への参道もあったこの道はなだらかです。本堂を過ぎるとつづら折れの急坂になります。急坂が過ぎ稜線歩きの登りを進むと岩場が現れます。眼下に立杭の里や丹波の山々の眺望が素晴らしかったです。岩場から少し登ると頂上です。頂上から立杭の里に下るのが人気コースなのですが、今回はJR草野駅までの縦走コースにしました。予想していたより荒れた急坂が多く、岩の上には苔が付いています。標識は全くありません。蜘蛛の巣も多く、歩く人が少ないのが分かります。「虚空蔵山」の頂上に着いた時は感動して、秋の青空の時に友人ともう一度登りたいと思いましたが、草野駅までの下り(約1時間20分)を考えると迷ってしまいます。
コースは JR藍本駅~酒垂神社~登山口~虚空蔵堂~岩場~虚空蔵山頂上(596m)~3本目の鉄塔~JR草野駅 です。
藍本駅から虚空蔵山、そして草野駅に下る縦走路は、ルートの大半が自然林で歩きごたえのある森林の登山道でした。雨上がりの湿った急坂と突然の通り雨に悩まされた登山でもありました。
藍本駅から歩き出すと直ぐに「酒垂神社」が。 鉄塔が立っている高い山が「虚空山」です。
自然林の気持ちいい山道がしばらく続きます。 歩き難い細い沢沿いの石だらけ(石畳)の道です。
約1時間登ると「虚空蔵堂」に着きます。珍しいシャチの石造があります。
頂上近くになると、大きな石が多くなります。 「虚空蔵山」頂上(596m)です。岩だらけで狭いです。
「虚空蔵山」頂上までは標識が多く迷うことはありません。
眺望が素晴らしい 頂上直下の岩場でお弁当を食べました。
丹波の山並みが素晴らしいです。昨日の雨のせいか少し霞んでいて残念でした。
シダが繁っている下り道です。 草野駅近くの稲です。稲刈りも近いようです。