チコのCOFFEE TIME

「今が一番しあわせ!」と感じながら 大好きな時間を過ごしている大阪のおばちゃん?(お婆ちゃん)です。

JR藍本駅から「虚空蔵山(こくぞうさん)」、JR草野駅へ縦走しました

2015年09月04日 21時52分18秒 | 山歩き

 信仰の山で眺望もいい「虚空蔵山」に兄と登りました。
昨日の大雨で心配しましたが、降水確率が10%なので「虚空蔵山」に登ることにしました。20年以上前に1度登っていますが、記憶は殆どありません。楽に登れた記憶だけはありました。JR藍本駅から歩き出すと直ぐに「酒垂神社(さかだれじんしゃ)」があります。由緒深い神社のようで荘厳な雰囲気でした。名前もユニークだと思いました。ここでお参りをして登山のスタートです。登山道はうっそうとした自然林で途中から沢筋になります。涼しいのですが、濡れた石道は滑りやすく歩き難かったです。かつて虚空蔵堂への参道もあったこの道はなだらかです。本堂を過ぎるとつづら折れの急坂になります。急坂が過ぎ稜線歩きの登りを進むと岩場が現れます。眼下に立杭の里や丹波の山々の眺望が素晴らしかったです。岩場から少し登ると頂上です。頂上から立杭の里に下るのが人気コースなのですが、今回はJR草野駅までの縦走コースにしました。予想していたより荒れた急坂が多く、岩の上には苔が付いています。標識は全くありません。蜘蛛の巣も多く、歩く人が少ないのが分かります。「虚空蔵山」の頂上に着いた時は感動して、秋の青空の時に友人ともう一度登りたいと思いましたが、草野駅までの下り(約1時間20分)を考えると迷ってしまいます。
 コースは JR藍本駅~酒垂神社~登山口~虚空蔵堂~岩場~虚空蔵山頂上(596m)~3本目の鉄塔~JR草野駅 です。

 藍本駅から虚空蔵山、そして草野駅に下る縦走路は、ルートの大半が自然林で歩きごたえのある森林の登山道でした。雨上がりの湿った急坂と突然の通り雨に悩まされた登山でもありました。

 
藍本駅から歩き出すと直ぐに「酒垂神社」が。     鉄塔が立っている高い山が「虚空山」です。

 
自然林の気持ちいい山道がしばらく続きます。   歩き難い細い沢沿いの石だらけ(石畳)の道です。

 
約1時間登ると「虚空蔵堂」に着きます。珍しいシャチの石造があります。

 
頂上近くになると、大きな石が多くなります。     「虚空蔵山」頂上(596m)です。岩だらけで狭いです。

  
「虚空蔵山」頂上までは標識が多く迷うことはありません。


眺望が素晴らしい 頂上直下の岩場でお弁当を食べました。


丹波の山並みが素晴らしいです。昨日の雨のせいか少し霞んでいて残念でした。

 
シダが繁っている下り道です。             草野駅近くの稲です。稲刈りも近いようです。


「1万人の第九」上手く歌うには早口言葉を・・・

2015年09月03日 19時48分52秒 | 日記

 今日は2回目の「1万人の第九」のレッスンでした。
ドイツ語のまるで早口言葉のような歌詞は、歌うのが大変です。特に最近は呂律が回りにくいです。歌詞には「フロイデ!」が良く出て来ます。「歓喜!(喜び!)」の意味です。とても重要な歌詞です。その「フロイデ!」を巻き舌で、「フロロロロ~イデ!」と力強く言いなさいと指導されます。でも巻き舌でなかなか言えません。上手く歌える様になるには、早口言葉を練習するといいそうです。 赤マキガミ 青マキガミ 黄マキガミ」、 「赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ 茶パジャマの練習をしました。昔はもっとスムースに言えていたと思うのですが、早く 上手に言えませんでした。お腹から声を出す発生練習と早口言葉を練習しなければいけない! と感じたレッスンでした。

  
会場の「エルおおさか」です。  「1万人の第九」(中) 「吹田の第九」(右)のテキストです。2つのテキストには大きな違いがあります。「1万人の第九」のテキストにはありませんが「吹田の第九」のテキストにはふり仮名が付いています。今日横に座った方が「1万人の第九」にふり仮名を丁寧に書き込んでおられました。所が先生はふり仮名をしている人は次回までに消して来るように言われました。ふり仮名に頼ると日本語のドイツ語になるそうです。私もこれからは頑張って「1万人の第九」のテキストで練習します。

 
「エルおおさか」の入り口の案内版です。        会場風景(休憩中)です。


「音楽鑑賞を深める科」 ピアノ音楽② ロマン派の名曲達

2015年09月02日 22時04分32秒 | 高齢者大学

 長い夏休みが終わり、新学期が始まりました。本岡先生の楽しい講義の再開です。
今回のテーマは、19世紀の性格的小品を聴く <即興曲(アンプロムプチェ)>です。
(性格的小品)は、19世紀になって生まれたロマン派のさまざまなピアノ曲の総称として使われる言葉です。ノクターン(夜想曲)、ラプソディー(狂想曲)、インテルメッツォ(間奏曲)、さまざまな舞曲などがこの楽曲ジャンルに入ります。

 シューベルト(1797-1828)「4つの即興曲」 作品142 D935 第3番
シューベルトはオーストリアの作曲家で、各分野に名曲を残しました。とりわけ歌曲において功績が多く「歌曲王」とよばれます。この作品は、シューベルトが最晩年の1827年頃に作曲された、ピアノ独奏曲で主題と5つの変奏曲からなります。ピアノを最も響き豊かに歌い上げるシューベルト独特の手法の典型とも言われる作品です。先生は演奏される前に楽譜の一部のコーピーを配られて、それを見ながら演奏を聴きました。主題と5つの変奏曲からなり、揺れ動く旋律の変化の説明を受けました。変奏曲の授業が続いていますが、私にとっては難しいテーマです。
  
 ショパン(1810-1846) 即興曲 遺作
ショパンはポーランド生まれの作曲家でポーランドの前期ロマン派音楽を代表する作曲家として、またピアニストとして当時のヨーロッパで有名でした。その作曲はほとんどピアノ独奏曲で「ピアノの詩人」とも呼ばれています。数あるピアノ曲の中で最も知られている作品のひとつです。
先生の演奏される幻想即興曲に早い指の動きのしなやかさと力強い響きと心地よさを感じ、ノクターンの美しい旋律にうっとりしながら聞き入りました。聞き覚えのある曲の生ピアノ演奏で幸せなひと時でした。

 今回のピアノ演奏は シューベルト 「4つの即興曲」 作品142 D935 第3番
              ショパン 「幻想即興曲」 「ノクターン」 です。

 
楽しく講義される先生です。先生は休憩時間には質問に丁寧に答えて下さいます。

  
左から シューベルト、ショパン、リストの画像です。ショパンとリストは一歳違いで同時期に活躍しました。2人はよく比較されます。2人のエピソードを話して下さいました。手法も性格も違う2人の生きざまに興味深かったです。