・ 栴檀(せんだん) は双葉より芳し。
栴檀は、発芽の頃から早くも香気があるように、大成する人は子供の時から並はずれている。
セン
栴
【解字】形声。音符は木+旃(せん)。旃は赤い旗を意味する。
- 栴檀は、香木の名。インド・インドネシアなどに産する常緑高木。赤色のものを赤栴檀、または牛頭栴檀、黒紫色のものを紫檀、白色のものを白檀(ビャクダン)という。
- 栴檀は、白檀(ビャクダン)の異称。センダン科の落葉高木。日本を含むアジア各地の暖地海辺に自生、高さ約8メートル。葉は大型の羽状複葉。春、葉腋に淡紫色の五弁花をつけ、楕円形の核果を結ぶ。果実は漢方生薬の苦煉子(くれんし)として駆虫・鎮痛剤、皮膚病に外用。樹脂は駆虫剤とし、材は建築・器具用材。古く獄門のさらし首の木に使われた。街路樹にもする。
<新漢語林より>
『白檀』※参考Wikipedia
芳香を放つため、置物である仏像、仏教儀式に欠かせない数珠等の仏具をはじめとして、日本では扇子の骨に使って仰ぐことで香りを発散させたり、匂い袋の香料の一つに利用するなど、身近なところで多種多様に使われている。線香の原料の中では最も一般的である。
仏教がインドから中国に伝播するにつれ、中国でも仏教儀式に白檀が多く使われるようになった。日本には、仏教とともに中国から伝来したとされる。栴檀は、白檀の中国名でもある。
「栴」という字から、梅仁丹を連想してしまうのは私だけでしょうか。
つくりの下の「円」に似た字は、「丹」を表していて”に・あか”という意味だそうです。
でも、「栴檀」というものが何であるかを理解して、初めて上の諺の意味がわかるというものです。
仕方ありません。(苦笑)
↓ご存知でしたか。
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宛ら夢を見ているようだ。
【答:さなが-ら】