・天網 恢恢(かいかい) 疏にして漏らさず
天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。
悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。
<大辞泉より>
カイ
ひろ(い)
おお(きい)
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【意味】広く大きい。そなえる。とりかえす。
形声。忄(心)+灰。音符の灰は、宏(コウ)に通じ、広く大きいの意味を表す。
上の字を日常生活において目にするのは、「天網恢恢」と「恢復」(現代表記では回復)くらいなものだろう。実は、恢のつくりである「灰」は”厂がんだれ”ではなく上と左に突き出ている「灰」である。許容字体はない。
ちなみに、「灰」の旧字である「恢-忄」は、
形声。火+ナ(又)音符の又(ユウ)は右手の象形。
手でつまむことのできる冷たい火、はいの意味を表す。
突き出て正解、いや突き出ないと駄目なのである。
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まさに国家を匡し補うべし。
【答:ただ-し】
ですからあんまり苛めないでくださいね。