さて、休憩ポイントの後は、比較的平たんな道が続きます。
でも、ここで注意しなければならないのが、小麦を運ぶ大型トラック。
これはかなり巨大です。
ひと昔前ですが、オヤジたちが地元の方々に
「なに危ないことやらせてんだぁ!」と、どなられたこともあったようです。
確かに、公道をMTBで走っているのです。
それも、小さい子供たちばかり。
危険であることは当然です。
だからこそ、ボクたちスタッフは、かなり必死の思いで声を出しながら子供たちと並走するのです。
今では、毎年のことですし、オヤジたちへの信頼も高いせいか、そんな非難の声もなくなりました。
もう一つの注意。
約3キロ続く、大変な砂利道があります。
この砂利道では、ハンドルがとられてしまい、転倒することもよくあります。
特に力のない低学年には、かなりきつい道。
ここを超えればゴールは目と鼻の先。
最後の難関です。
しばらく行くと、一つのチームが砂利道で止まっています。
最後尾のチームが追い越していきます。
トラックは、常に最後尾につけますから、しんがりのチームが入れ替わります。
止まっているのは、どうやらザ・ネイチャー・ポテイトー。
ここには、1年生のリョウがいます。
リョウは、1年生ではあるけれど、食事の時の「嫌いなものチャレンジ」も、なんてことなくやってのけます。
いや、嫌いなものがないので、チャレンジしようがないのです。
野菜、特にトマトが嫌いな子供たちが多く、毎食ごとに誰かがチャレンジします。
「これから○○が、トマトチャレンジしまーす」
こんな声がかかると、全員がその子に注目。
そして、口に入れるまでの苦渋に満ちた顔や、ほおばった時の様子に、一喜一憂します。
リョウは、チャレンジするものがないので、仕方なしに、
「納豆にチャレンジしまーす」と言って、別に嫌いなわけじゃないのに、勝手にチャレンジしたつもりを楽しんでいるほどでした。
MTBも、やる気満々で、すぐにやることを決めました。
そのリョウが、グループ全員に囲まれています。
よく見ると、泣いているようです。
後から聞いた話ですが、リョウはこの砂利道で20回以上も転倒し、歯を食いしばって乗り続けたのですが、ついに我慢しきれなくなってしまったようでした。
それでも、仲間たちの励ましや、リョウ自身のガッツで再開し、ついにはゴールまでやり遂げたのです。
この間の、リョウの心はぐいぐいと成長していったはずです。
自分の力、仲間たちのサポート、やり遂げようとする精神、そしてゴールした時の達成感や充実感。
リョウの心が目に見えるような気がします。
1年生、よくやった!
13:30
全員がやり遂げました。
公園の芝生の上で、この日は仕出しの弁当。
みんなで食べるお弁当は、どんな弁当でもおいしいものです。
楽しい休憩時間でしたが、このお昼休みに、またまたひとつ事件が・・・
でも、ここで注意しなければならないのが、小麦を運ぶ大型トラック。
これはかなり巨大です。
ひと昔前ですが、オヤジたちが地元の方々に
「なに危ないことやらせてんだぁ!」と、どなられたこともあったようです。
確かに、公道をMTBで走っているのです。
それも、小さい子供たちばかり。
危険であることは当然です。
だからこそ、ボクたちスタッフは、かなり必死の思いで声を出しながら子供たちと並走するのです。
今では、毎年のことですし、オヤジたちへの信頼も高いせいか、そんな非難の声もなくなりました。
もう一つの注意。
約3キロ続く、大変な砂利道があります。
この砂利道では、ハンドルがとられてしまい、転倒することもよくあります。
特に力のない低学年には、かなりきつい道。
ここを超えればゴールは目と鼻の先。
最後の難関です。
しばらく行くと、一つのチームが砂利道で止まっています。
最後尾のチームが追い越していきます。
トラックは、常に最後尾につけますから、しんがりのチームが入れ替わります。
止まっているのは、どうやらザ・ネイチャー・ポテイトー。
ここには、1年生のリョウがいます。
リョウは、1年生ではあるけれど、食事の時の「嫌いなものチャレンジ」も、なんてことなくやってのけます。
いや、嫌いなものがないので、チャレンジしようがないのです。
野菜、特にトマトが嫌いな子供たちが多く、毎食ごとに誰かがチャレンジします。
「これから○○が、トマトチャレンジしまーす」
こんな声がかかると、全員がその子に注目。
そして、口に入れるまでの苦渋に満ちた顔や、ほおばった時の様子に、一喜一憂します。
リョウは、チャレンジするものがないので、仕方なしに、
「納豆にチャレンジしまーす」と言って、別に嫌いなわけじゃないのに、勝手にチャレンジしたつもりを楽しんでいるほどでした。
MTBも、やる気満々で、すぐにやることを決めました。
そのリョウが、グループ全員に囲まれています。
よく見ると、泣いているようです。
後から聞いた話ですが、リョウはこの砂利道で20回以上も転倒し、歯を食いしばって乗り続けたのですが、ついに我慢しきれなくなってしまったようでした。
それでも、仲間たちの励ましや、リョウ自身のガッツで再開し、ついにはゴールまでやり遂げたのです。
この間の、リョウの心はぐいぐいと成長していったはずです。
自分の力、仲間たちのサポート、やり遂げようとする精神、そしてゴールした時の達成感や充実感。
リョウの心が目に見えるような気がします。
1年生、よくやった!
13:30
全員がやり遂げました。
公園の芝生の上で、この日は仕出しの弁当。
みんなで食べるお弁当は、どんな弁当でもおいしいものです。
楽しい休憩時間でしたが、このお昼休みに、またまたひとつ事件が・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます