温泉につかった後に、この日のクライマックスは、熱気球。
気球のオヤジ、山下さんが、いつものように待っていてくれました。
毎年、山下さんの指導を受けに、全国から大学の熱気球クラブが集まります。
その熱気球に、ボクたちは乗せてもらうのです。
今年は、帯広畜産大学の気球です。
18年前、この士幌で初めてグロースセミナーを実施したときに、オヤジたちは、熱気球を準備してくれました。
初めて見る気球に、わくわくしたことを今でもはっきり覚えています。
初めて見るゴンドラは、意外にちっちゃなもので、不安をあおります。
バーナーから噴き出す炎とその音にびっくりしたことも。
炎が出るたびに、首をすくめてしまうほどの迫力がありました。(今でもそうですが)
パラシュート生地の色が鮮やかでした。
その時の、熱気球が、今回とおなじ黄色の熱気球でした。
このときは、士幌高原の、一番てっぺん、銅像のある広場から気球を上げました。
今考えると、風が強く吹き、その流れも不安定なあの場所で、よく上げてくれたものだと思います。
いつも強い風が吹いている高原が、その時だけ静かなやさしい風に変わっていたのです。
山下のオヤジをはじめ、士幌のオヤジたちの強いコミットがあったのでしょうね。
そういえば、オヤジたちはよくいってたなぁ。
「グロースはいつも奇跡を呼ぶ」って・・・。
高原から見おろす十勝平野を、さらに高く上がった熱気球から見渡すのは、恐怖と同じだけウキウキワクワクする体験でした。
地上で待つ、オヤジたちの声が響きます。
「そのまま、ヤマぁこえて、トウキョウまで、行ってこーーい」
さて、今回の熱気球体験。
本来は、大事な気球に触れることはできません。
でも、山下のオヤジは、子どもたちに、気球を広げるところから体験させてくれるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/54/b740ac20c654ecf42921dbba2048bc12.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0c/a76fdfcb1fcebd8d91ebf97e38b140dc.jpg)
夕闇せまる、十勝平野に、ぽっかりと浮かぶ熱気球は本当にきれいです。
いつのころからか、山下のオヤジは、夜の熱気球体験を子どもたちに体験させ始めました。
「夜の熱気球はなぁ、『ちょうちん』っていうんだぁ。これ、子どもたちに見してやりてぇからなぁ・・・」
ホントにグロースの子どもたちは愛されています。
広大な空間に、バーナーの炎の音とともに吸い込まれていくようです。
子どもたちの歓声が聞こえます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/9c/0408c434713bb7c4e374cadd6f8784d3.jpg)
ところで、毎年ラストイヤーの子どもは、特別な高さまで上げてもらえます。
今年のラストイヤーは、コウタロウと黒カナ。
黒カナは、今年のグロースにはどうしても参加したかったようです。
小学生のころは、お姉ちゃんと一緒に何度も参加していたのですが、いつのころから来なくなりました。
どんな思いがあったのかはわかりませんが、彼女なりの挑戦があったはずです。
おそらく、この熱気球は、黒カナにとってものすごく大きなチャレンジでした。
高所恐怖症・・・みたいです。
ボクも、高いところはあんまり得意じゃありません。
何度も気球には乗っているし、乗らなくてもいいし、人数の都合もあるし・・・・そんなことをぶつぶつ言いながら、ここ数年気球には乗っていませんでした。
ところが、ラストイヤーの二人を乗せた時に、山下さんが、ボクを見ながら
おいでおいでをしています。
グッ・・・・オヤジには逆らえない。
意を決して乗ったのですが・・・・
このラストイヤーの二人がオモシロカッタ。
熱気球は、3台の車にロープでつながっています。
「車寄せろー!」
「もっとぉー、もっとよせろー!」
山下のオヤジの叫び声とともに、車が中央に集まります。
気球は一段と高く上がります。
黒カナは、しゃがみこんだまま泣いています。
コウタロウは、外を見ずに内側向きで、かごにしっかり両手でつかまりながら
「あー、ムリムリッ、ヤバイッ、あ~膝が震えてる、マジカヨッ、ワー、ヒザが・・ヒザがフルエル~、ホント、モウイイから、オロセ~!!」
と、全身震えながら(膝だけではありませんでした)延々と一人で叫んでいます。
普段、あまりしゃべらないコウタロウが、何と多弁なことか!
そんな二人を見ていると、おかしくてたまらない。
ボクはずっと、笑いっぱなしでした。
怖いどころか、ボクにとっては忘れられないほど、面白い体験をさせてもらいました。
山下のオヤジが後で言ってました。
「あの高さが、いっちばんこわいんだ、ハハハッ」
なんとまぁ、オヤジも楽しんでる。
お片付けまでちゃんとします。
二日目も、大興奮のうちに終わります。
子どもたちも、朝早くから本当に頑張りました。
気球のオヤジ、山下さんが、いつものように待っていてくれました。
毎年、山下さんの指導を受けに、全国から大学の熱気球クラブが集まります。
その熱気球に、ボクたちは乗せてもらうのです。
今年は、帯広畜産大学の気球です。
18年前、この士幌で初めてグロースセミナーを実施したときに、オヤジたちは、熱気球を準備してくれました。
初めて見る気球に、わくわくしたことを今でもはっきり覚えています。
初めて見るゴンドラは、意外にちっちゃなもので、不安をあおります。
バーナーから噴き出す炎とその音にびっくりしたことも。
炎が出るたびに、首をすくめてしまうほどの迫力がありました。(今でもそうですが)
パラシュート生地の色が鮮やかでした。
その時の、熱気球が、今回とおなじ黄色の熱気球でした。
このときは、士幌高原の、一番てっぺん、銅像のある広場から気球を上げました。
今考えると、風が強く吹き、その流れも不安定なあの場所で、よく上げてくれたものだと思います。
いつも強い風が吹いている高原が、その時だけ静かなやさしい風に変わっていたのです。
山下のオヤジをはじめ、士幌のオヤジたちの強いコミットがあったのでしょうね。
そういえば、オヤジたちはよくいってたなぁ。
「グロースはいつも奇跡を呼ぶ」って・・・。
高原から見おろす十勝平野を、さらに高く上がった熱気球から見渡すのは、恐怖と同じだけウキウキワクワクする体験でした。
地上で待つ、オヤジたちの声が響きます。
「そのまま、ヤマぁこえて、トウキョウまで、行ってこーーい」
さて、今回の熱気球体験。
本来は、大事な気球に触れることはできません。
でも、山下のオヤジは、子どもたちに、気球を広げるところから体験させてくれるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/54/b740ac20c654ecf42921dbba2048bc12.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0c/a76fdfcb1fcebd8d91ebf97e38b140dc.jpg)
夕闇せまる、十勝平野に、ぽっかりと浮かぶ熱気球は本当にきれいです。
いつのころからか、山下のオヤジは、夜の熱気球体験を子どもたちに体験させ始めました。
「夜の熱気球はなぁ、『ちょうちん』っていうんだぁ。これ、子どもたちに見してやりてぇからなぁ・・・」
ホントにグロースの子どもたちは愛されています。
広大な空間に、バーナーの炎の音とともに吸い込まれていくようです。
子どもたちの歓声が聞こえます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/9c/0408c434713bb7c4e374cadd6f8784d3.jpg)
ところで、毎年ラストイヤーの子どもは、特別な高さまで上げてもらえます。
今年のラストイヤーは、コウタロウと黒カナ。
黒カナは、今年のグロースにはどうしても参加したかったようです。
小学生のころは、お姉ちゃんと一緒に何度も参加していたのですが、いつのころから来なくなりました。
どんな思いがあったのかはわかりませんが、彼女なりの挑戦があったはずです。
おそらく、この熱気球は、黒カナにとってものすごく大きなチャレンジでした。
高所恐怖症・・・みたいです。
ボクも、高いところはあんまり得意じゃありません。
何度も気球には乗っているし、乗らなくてもいいし、人数の都合もあるし・・・・そんなことをぶつぶつ言いながら、ここ数年気球には乗っていませんでした。
ところが、ラストイヤーの二人を乗せた時に、山下さんが、ボクを見ながら
おいでおいでをしています。
グッ・・・・オヤジには逆らえない。
意を決して乗ったのですが・・・・
このラストイヤーの二人がオモシロカッタ。
熱気球は、3台の車にロープでつながっています。
「車寄せろー!」
「もっとぉー、もっとよせろー!」
山下のオヤジの叫び声とともに、車が中央に集まります。
気球は一段と高く上がります。
黒カナは、しゃがみこんだまま泣いています。
コウタロウは、外を見ずに内側向きで、かごにしっかり両手でつかまりながら
「あー、ムリムリッ、ヤバイッ、あ~膝が震えてる、マジカヨッ、ワー、ヒザが・・ヒザがフルエル~、ホント、モウイイから、オロセ~!!」
と、全身震えながら(膝だけではありませんでした)延々と一人で叫んでいます。
普段、あまりしゃべらないコウタロウが、何と多弁なことか!
そんな二人を見ていると、おかしくてたまらない。
ボクはずっと、笑いっぱなしでした。
怖いどころか、ボクにとっては忘れられないほど、面白い体験をさせてもらいました。
山下のオヤジが後で言ってました。
「あの高さが、いっちばんこわいんだ、ハハハッ」
なんとまぁ、オヤジも楽しんでる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f5/3567ac2bae358d9fa2da267e34598088.jpg)
二日目も、大興奮のうちに終わります。
子どもたちも、朝早くから本当に頑張りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます