JIPATT 1期生の集中セッションが終わった。
今回のクリニカル(臨床)のテーマは 「 家族アートセラピー 」
学びの多い9日間でした。
このJIPATTは、ゴールデンウィーク、夏休み、そして今回のシルバーウィークをふんだんに使って、仕事をしながら学べるアートセラピーの講座です。
今回の講師である84歳のルシール先生は、カナダのアートセラピストの重鎮。
カナディアンアートセラピー協会の副会長さんでもあるのです。
経験豊富な臨床現場の様子や、様々なアートワークは、クエストでは、いや日本では体験できない充実したものでした。
日本にいながら、それも仕事を続けながら、国際資格が取得できるわけですから、興味のある方にとっては魅力的な講座です。
さて、ルシールさんにボクからひとつのDVDをお渡ししました。
昨年、ボクがシンガポールのラサールアートカレッジで講演した資料(パワーポイント)の英語版です。
東日本大震災後の福島でのサポートを中心に、クエストや、子ども未来研究所がやってきた様々なプロジェクトを紹介したもの。
「 時間のある時に見てくださいね 」、とお渡ししたところ、その晩すぐに、授業が終わった後に見てくれたようでした。
そして、早速のメール。
I am very amazed at the work you have been doing.
「 本当に驚いちゃったわ ! あなたがしてきたアートワーク」 っていうことでしょうか。
「 カナダでは、こんなことはやっていないし、学会で発表させてもらっていいかしら、、、、! 」
これには、ボクの方が驚きです。
だって、この20年間やってきたことで、ボクたちにとってはごく当たり前のことで、クエストの卒業生たちと、一緒に創り出してきたことだったから。
たしかに、この20年間を振り返ってみれば、世田谷一家殺害事件、中越地震、チベット孤児などのサポートをはじめ、東日本大震災後のサポート活動など、いろいろやってきました。
そういった現場を創り出すために、その人材を育てるための 「 アートセラピー講座 」 や、そのための 「 自己分析心理学講座 」 など、ボクと千桂子先生がスタッフと一緒に作り上げてきた。
クエスト独自に発展させたものは、知らないうちに、今やカナダの重鎮を驚かせるものにまでなっていたってことなんですね。
昨年の、ラサールアートカレッジで2回講演した際にも、確かにかなりの反響がありました。
あの時は、講演終了後、次々に訪れる聴衆者がまくしたてた英語 ( シングリッシュと呼ばれる独特の英語 )がよくわからなかったので、困りました(^^)
クエストは、最初から 「 臨床 ( クリニカル ) アートセラピー 」 を目指したわけではありません。
日本では、それが認められていませんでしたから。
ボクたちにできることは、成長のためのアートセラピー、相互理解のためのアートセラピー、そして癒しのアートセラピーでした。
この20年で、いまや、その対象は、2歳時から100歳以上まで広がっています。
アートセラピーを提供する現場もたくさん創り出されてきました。
子どもたちのためのアートセラピーから、アートワークカフェ、ワークショップ、高齢者向けアートセラピー、企業研修、などなど。
クエストのこういった活動や現場作りは、世界に向けて紹介しても、素とても晴らしいものであると、ルシールさんが太鼓判を押してくれたわけなのです。
これからのクエストの責任は、このことを日本で、よりポピュラーなものにしていくこと。
カナダのアートセラピー協会や、ルシールさんのCiiATの協力で、日本にいながら、臨床アートセラピストを目指す道が開かれました。
臨床家としてではなくても、日本ではすでに、独自にアートセラピーを発展させた現場が、開かれています。
専門的な勉強をしたい人も、アートセラピーを日常に取り入れたいという人も、どちらも道が開かれているわけです。
クエストが、少しでもその貢献ができていることが、とてもうれしいし誇りです。
10日に、10月開講講座向けの体験レッスンがあります。
時間の取れる方、興味のある方は、ぜひおいでください。
日本の未来の心理療法の発展に、一緒に携わっていきませんか?
今回のクリニカル(臨床)のテーマは 「 家族アートセラピー 」
学びの多い9日間でした。
このJIPATTは、ゴールデンウィーク、夏休み、そして今回のシルバーウィークをふんだんに使って、仕事をしながら学べるアートセラピーの講座です。
今回の講師である84歳のルシール先生は、カナダのアートセラピストの重鎮。
カナディアンアートセラピー協会の副会長さんでもあるのです。
経験豊富な臨床現場の様子や、様々なアートワークは、クエストでは、いや日本では体験できない充実したものでした。
日本にいながら、それも仕事を続けながら、国際資格が取得できるわけですから、興味のある方にとっては魅力的な講座です。
さて、ルシールさんにボクからひとつのDVDをお渡ししました。
昨年、ボクがシンガポールのラサールアートカレッジで講演した資料(パワーポイント)の英語版です。
東日本大震災後の福島でのサポートを中心に、クエストや、子ども未来研究所がやってきた様々なプロジェクトを紹介したもの。
「 時間のある時に見てくださいね 」、とお渡ししたところ、その晩すぐに、授業が終わった後に見てくれたようでした。
そして、早速のメール。
I am very amazed at the work you have been doing.
「 本当に驚いちゃったわ ! あなたがしてきたアートワーク」 っていうことでしょうか。
「 カナダでは、こんなことはやっていないし、学会で発表させてもらっていいかしら、、、、! 」
これには、ボクの方が驚きです。
だって、この20年間やってきたことで、ボクたちにとってはごく当たり前のことで、クエストの卒業生たちと、一緒に創り出してきたことだったから。
たしかに、この20年間を振り返ってみれば、世田谷一家殺害事件、中越地震、チベット孤児などのサポートをはじめ、東日本大震災後のサポート活動など、いろいろやってきました。
そういった現場を創り出すために、その人材を育てるための 「 アートセラピー講座 」 や、そのための 「 自己分析心理学講座 」 など、ボクと千桂子先生がスタッフと一緒に作り上げてきた。
クエスト独自に発展させたものは、知らないうちに、今やカナダの重鎮を驚かせるものにまでなっていたってことなんですね。
昨年の、ラサールアートカレッジで2回講演した際にも、確かにかなりの反響がありました。
あの時は、講演終了後、次々に訪れる聴衆者がまくしたてた英語 ( シングリッシュと呼ばれる独特の英語 )がよくわからなかったので、困りました(^^)
クエストは、最初から 「 臨床 ( クリニカル ) アートセラピー 」 を目指したわけではありません。
日本では、それが認められていませんでしたから。
ボクたちにできることは、成長のためのアートセラピー、相互理解のためのアートセラピー、そして癒しのアートセラピーでした。
この20年で、いまや、その対象は、2歳時から100歳以上まで広がっています。
アートセラピーを提供する現場もたくさん創り出されてきました。
子どもたちのためのアートセラピーから、アートワークカフェ、ワークショップ、高齢者向けアートセラピー、企業研修、などなど。
クエストのこういった活動や現場作りは、世界に向けて紹介しても、素とても晴らしいものであると、ルシールさんが太鼓判を押してくれたわけなのです。
これからのクエストの責任は、このことを日本で、よりポピュラーなものにしていくこと。
カナダのアートセラピー協会や、ルシールさんのCiiATの協力で、日本にいながら、臨床アートセラピストを目指す道が開かれました。
臨床家としてではなくても、日本ではすでに、独自にアートセラピーを発展させた現場が、開かれています。
専門的な勉強をしたい人も、アートセラピーを日常に取り入れたいという人も、どちらも道が開かれているわけです。
クエストが、少しでもその貢献ができていることが、とてもうれしいし誇りです。
10日に、10月開講講座向けの体験レッスンがあります。
時間の取れる方、興味のある方は、ぜひおいでください。
日本の未来の心理療法の発展に、一緒に携わっていきませんか?
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