バスに乗り込み、ヌプカを後にするとき。
ボクはいつも、なんともいえない寂しさを感じます。
来年もグロースはやるけれども、またボクがこれるかどうかの保証はないわけです。
ボクには、そんな場所が何ヶ所かあって、そこに訪れることが、人生の最大の喜びであると同時に、そこを去るときのどうにもたまらない気持ちに、いつも悩まされるのです。
もう18回もそんな気持ちを味わっているグロース。
快晴の中、ボクたちは、貢さんに精一杯の手を振って別れを告げました。
そして、子ども達が大好きな「ウェスタン」へ
「ウェスタン」は、焼肉バイキングのお店。
肉の種類が豊富な上、焼きたてパン、ラーメン、すし、カレーライス、ナン、サラダ、フルーツ、ケーキ、シャーベット、ソフトクリーム、飲み物飲み放題・・・・
子ども達の目の色が変わります。
値段も超安価。
食べる食べる・・・
「お前たち、夕べたらふく食っただろ!」と、思わず言いたくなってしまうほどに、ひたすら食べまくります。
肉や、野菜には目もくれず、「ケーキ、アイス一筋」って子どももいます。
親が見たら絶対に許されない光景です。
もちろん、ボクも、「許している」わけではありません。
「見えないフリ」をしているだけです。
子ども達は、いろんなテーブルに移動し、5日間共に過ごした仲間たちとゆったりと楽しく過ごしています。
そして、このウェスタンで、札幌から参加している、しょうたとあやめとバイバイです。
しょうたは今年でラストイヤー。
初日にしばしばにこっぴどく叱られて、落ち込んで、自信をなくしていたしょうた。
でも、低学年には大人気のしょうた。
色々、悩みもあるようだけど、「お前にはグロースあるんだぞ」
あやめは泣き虫。
もう、ウエスタンを出る前からぽろぽろ涙が止まらない。
一生懸命、みんなにさよならの挨拶をしていました。
ボクたちも、うるっとしてしまうほど。
「また来年あおうぜ、あやめ」
さて、ボクたちは十勝帯広空港へ。
去年の空港の温度計は34℃。
今年も30℃を越えていました。
あんなにすずしい高原の時間は、あっという間に奪われて、またまた「灼熱の都会」に逆戻りです。
でもね、これが「ファンタジー」なんです。
ボクたちの日常から、非日常へと移動し、そこで数々の冒険をして、新しい自分になって、また日常に戻っていく。
その日常は今までと何も変わらない現実が待っている。
パパも、ママも、兄弟も、何一つ変わらない。
でも、子ども達一人ひとりのココロは大きく大きくそれも劇的に変化しています。
彼らは、日常に戻って、その変わらない現実を前に、少し戸惑うのです。
無口になったり、機嫌が悪くなったり。
そうやって、心の変化を受け入れながら、また日常に適応していくことになるのです。
ピーターパンの作者、バーリーが言っている通り、
「子どもは、たった30秒で大人になる」
子ども成長には、ボクたち大人が自分自身を成長させることが必要なのです。
変わることは、不安を伴います。
でも勇気を持って、小さな一歩を踏み出すこと。
何年か先に子ども達にバトンしていくこの地球が、少しでも豊かで幸せな惑星であるためになら、その一歩を踏み出せるような気がします。
今年の、グロースも終わりました。
ずいぶん長いブログになってしまいました。
詠んでくださった方、ありがとうございます。
と言って、終わってしまいたいところですが、もう少しお付き合いを。
フォローアップで子ども達が作ってきた「紙芝居」
ご紹介します。
お楽しみに。
ボクはいつも、なんともいえない寂しさを感じます。
来年もグロースはやるけれども、またボクがこれるかどうかの保証はないわけです。
ボクには、そんな場所が何ヶ所かあって、そこに訪れることが、人生の最大の喜びであると同時に、そこを去るときのどうにもたまらない気持ちに、いつも悩まされるのです。
もう18回もそんな気持ちを味わっているグロース。
快晴の中、ボクたちは、貢さんに精一杯の手を振って別れを告げました。
そして、子ども達が大好きな「ウェスタン」へ
「ウェスタン」は、焼肉バイキングのお店。
肉の種類が豊富な上、焼きたてパン、ラーメン、すし、カレーライス、ナン、サラダ、フルーツ、ケーキ、シャーベット、ソフトクリーム、飲み物飲み放題・・・・
子ども達の目の色が変わります。
値段も超安価。
食べる食べる・・・
「お前たち、夕べたらふく食っただろ!」と、思わず言いたくなってしまうほどに、ひたすら食べまくります。
肉や、野菜には目もくれず、「ケーキ、アイス一筋」って子どももいます。
親が見たら絶対に許されない光景です。
もちろん、ボクも、「許している」わけではありません。
「見えないフリ」をしているだけです。
子ども達は、いろんなテーブルに移動し、5日間共に過ごした仲間たちとゆったりと楽しく過ごしています。
そして、このウェスタンで、札幌から参加している、しょうたとあやめとバイバイです。
しょうたは今年でラストイヤー。
初日にしばしばにこっぴどく叱られて、落ち込んで、自信をなくしていたしょうた。
でも、低学年には大人気のしょうた。
色々、悩みもあるようだけど、「お前にはグロースあるんだぞ」
あやめは泣き虫。
もう、ウエスタンを出る前からぽろぽろ涙が止まらない。
一生懸命、みんなにさよならの挨拶をしていました。
ボクたちも、うるっとしてしまうほど。
「また来年あおうぜ、あやめ」
さて、ボクたちは十勝帯広空港へ。
去年の空港の温度計は34℃。
今年も30℃を越えていました。
あんなにすずしい高原の時間は、あっという間に奪われて、またまた「灼熱の都会」に逆戻りです。
でもね、これが「ファンタジー」なんです。
ボクたちの日常から、非日常へと移動し、そこで数々の冒険をして、新しい自分になって、また日常に戻っていく。
その日常は今までと何も変わらない現実が待っている。
パパも、ママも、兄弟も、何一つ変わらない。
でも、子ども達一人ひとりのココロは大きく大きくそれも劇的に変化しています。
彼らは、日常に戻って、その変わらない現実を前に、少し戸惑うのです。
無口になったり、機嫌が悪くなったり。
そうやって、心の変化を受け入れながら、また日常に適応していくことになるのです。
ピーターパンの作者、バーリーが言っている通り、
「子どもは、たった30秒で大人になる」
子ども成長には、ボクたち大人が自分自身を成長させることが必要なのです。
変わることは、不安を伴います。
でも勇気を持って、小さな一歩を踏み出すこと。
何年か先に子ども達にバトンしていくこの地球が、少しでも豊かで幸せな惑星であるためになら、その一歩を踏み出せるような気がします。
今年の、グロースも終わりました。
ずいぶん長いブログになってしまいました。
詠んでくださった方、ありがとうございます。
と言って、終わってしまいたいところですが、もう少しお付き合いを。
フォローアップで子ども達が作ってきた「紙芝居」
ご紹介します。
お楽しみに。
そして「来年こそはうちの子も」ってね。
グロースの子供たちに我が子を重ねて想像するだけで、
母はすでにじんわり胸が熱くなります。
こんなにダイナミックな体験ができたら、どこに行っても
自分らしく生きていけそう。
子どもに区別はないのですが、やはり「我が子」は別のようです。
グロースでは、親子参加は認められていません。
数回参加した子どもの親に限って参加を認めますが、それでも事前に「おやでもない、こどもでもない」宣言をお互いにするのです。
来年の参加待ってますよ!
疲れて無口になってたりして?もう、グロース行かないとか言ったらどうしよう・・・なんて事を思いながら空港に向かいましたが、そんな心配不要でした(笑)
荷物受け渡しのところで、こちらを見つけてぴょんぴょん飛び跳ねる我が子・・・何処にそんな元気があるの?(グロースの過酷なスケジュールを知っているだけに・・・)
いろいろ話が聞きたいけど、彼の口から出て来るのは、ウエスタンでの事ばかり(笑)
でも最初の第一声は「オレ、来年もグロース行く」でした。
帰って来たばかりなのにもう、来年の事?
でも、それだけ良い体験したのかと親としては嬉しい限りです。
けがも無く無事に帰って来てくれて本当に良かった~!!
お世話になった皆様、一緒に時間を共有してくれた皆様、本当に有り難うございました。
紙芝居、良く聞き取れなかった所もあるので楽しみです。
みんな一生懸命書いていて良かったです。
今回はしばしばがしばしば登場してましたね。
グロースの記事も楽しく拝見させて頂きました。
ありがとうございます。