トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は、2015年8月末で丸10年となりました。
私も当時、近くの出来たばかりのレクサス店へお邪魔して、すこぶる美味しい紅茶をいただいたのを
思い出します。
ただ、当時はレクサスと言ってもトヨタ車ということで、このお店の分だけ値段が高いのでは?
という印象でした。
国内では、高級車=プレミアムブランドと言うと、ドイツ勢のBENZ,BMW,AUDIとなりますね、
勿論ベントレー、ロールス、アストンなど多くありますが、ソコソコの販売台数=馴染み程度で
いうとこういうことでしょう。
米国では1989年から レクサスはスタートして、今では高級車ブランドとして認知されていて成功しているそうです。
しかし、日本ではお店は勿論のこと、インターセクトバイレクサスという「LEXUSが考えるライフスタイルを様々な形で体験できるスペース」まで、(ここのレストラン、私は何回も利用していますが、お安くて雰囲気が良くまた料理は美味しいです。ある意味穴場といえるかもです。)全網羅的?にブランド展開をしていますが、ソコソコというかまだドイツ勢に対して微妙な位置づけなのではと思います。
また、欧州でも1990年にスタートしていますが、こちらもそれほどブランドが認知されていると聞いたことはありません。
最近では、「アベノミクス」による株高効果などで高級車の好調が続いているようですが、レクサスは伸び悩んでいます。
2014年の販売台数は4万4000台で6年ぶりの前年割れです。
一方、ベンツは15年の1~6月の上半期で前年同期比19.1%増の3万2680台。上半期で16年ぶりにVWを抜いて首位の座を獲得しました。BMWは0.9%増の2万2674台、レクサスは横ばいの2万3000台でした。
ただ、このベンツの販売増はAクラスによるところが大きく、ブランド的に少々心配になるところではあります。(私の「オートプルーブの記事」を参照。http://car.autoprove.net/2015/08/8220/ )
日本の高級車=プレミアムカーは長年ベンツ/BMWで、それにAudiが食い込んできました。
Audiは急に来たように思われるかもしれませんが、周到なブランド構築戦略に長年取り組んできた結果です。
欧州は保守的なマーケットですが、そこでもAudiはブランド構築に成功しました。
(どれくらいの期間で、どういう施策で、ブランド構築したかは・・別途)
ブランド構築は、一言で言うと時間がかかります。
レクサスにおいても、効果的な施策(これがチト難しい)を粘り強く繰り返していくウチにきっとレクサスブランド=高級車ブランドとなると思っています。
なにより、私がそう思うベースは、「トヨタの豊田章男社長」にあります。
社長が創業家の出身なので、ブランド構築にはプラスに働くと思っています。つまり、長い目でブランド構築を辛抱強く実行出来るのです。
3年から5年でソコソコ成果を上げて多くの退職金をもらって・・またはしがみついて・・という社長では、ブランド構築は難しいかも? (笑)
そういう企業はヒット商品を連発してのブランド構築にかけるしかありませんね。(笑)
今の世の中の価値観がそんなに変化しない時代で(芸能界アイドルの息も長くなっています。スマップは1988年デビューです。)、しかもクルマという商品がコモディティ化してきている事を考えても、ブランディングは大切になってきています。
こういう時代に、創業家が社長と言うのは大きいです。
ただ、ブランド価値を上げたAudiと比較すると「施策の吟味」はもう少し必要かとは思っています。
私も当時、近くの出来たばかりのレクサス店へお邪魔して、すこぶる美味しい紅茶をいただいたのを
思い出します。
ただ、当時はレクサスと言ってもトヨタ車ということで、このお店の分だけ値段が高いのでは?
という印象でした。
国内では、高級車=プレミアムブランドと言うと、ドイツ勢のBENZ,BMW,AUDIとなりますね、
勿論ベントレー、ロールス、アストンなど多くありますが、ソコソコの販売台数=馴染み程度で
いうとこういうことでしょう。
米国では1989年から レクサスはスタートして、今では高級車ブランドとして認知されていて成功しているそうです。
しかし、日本ではお店は勿論のこと、インターセクトバイレクサスという「LEXUSが考えるライフスタイルを様々な形で体験できるスペース」まで、(ここのレストラン、私は何回も利用していますが、お安くて雰囲気が良くまた料理は美味しいです。ある意味穴場といえるかもです。)全網羅的?にブランド展開をしていますが、ソコソコというかまだドイツ勢に対して微妙な位置づけなのではと思います。
また、欧州でも1990年にスタートしていますが、こちらもそれほどブランドが認知されていると聞いたことはありません。
最近では、「アベノミクス」による株高効果などで高級車の好調が続いているようですが、レクサスは伸び悩んでいます。
2014年の販売台数は4万4000台で6年ぶりの前年割れです。
一方、ベンツは15年の1~6月の上半期で前年同期比19.1%増の3万2680台。上半期で16年ぶりにVWを抜いて首位の座を獲得しました。BMWは0.9%増の2万2674台、レクサスは横ばいの2万3000台でした。
ただ、このベンツの販売増はAクラスによるところが大きく、ブランド的に少々心配になるところではあります。(私の「オートプルーブの記事」を参照。http://car.autoprove.net/2015/08/8220/ )
日本の高級車=プレミアムカーは長年ベンツ/BMWで、それにAudiが食い込んできました。
Audiは急に来たように思われるかもしれませんが、周到なブランド構築戦略に長年取り組んできた結果です。
欧州は保守的なマーケットですが、そこでもAudiはブランド構築に成功しました。
(どれくらいの期間で、どういう施策で、ブランド構築したかは・・別途)
ブランド構築は、一言で言うと時間がかかります。
レクサスにおいても、効果的な施策(これがチト難しい)を粘り強く繰り返していくウチにきっとレクサスブランド=高級車ブランドとなると思っています。
なにより、私がそう思うベースは、「トヨタの豊田章男社長」にあります。
社長が創業家の出身なので、ブランド構築にはプラスに働くと思っています。つまり、長い目でブランド構築を辛抱強く実行出来るのです。
3年から5年でソコソコ成果を上げて多くの退職金をもらって・・またはしがみついて・・という社長では、ブランド構築は難しいかも? (笑)
そういう企業はヒット商品を連発してのブランド構築にかけるしかありませんね。(笑)
今の世の中の価値観がそんなに変化しない時代で(芸能界アイドルの息も長くなっています。スマップは1988年デビューです。)、しかもクルマという商品がコモディティ化してきている事を考えても、ブランディングは大切になってきています。
こういう時代に、創業家が社長と言うのは大きいです。
ただ、ブランド価値を上げたAudiと比較すると「施策の吟味」はもう少し必要かとは思っています。
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