スマホを充電し、表示が100%にしても、バッテリーが古くなったのか、その日の夕方には使用不能となり、機種を取り換えて約1年が経過します。機種を変更する都度、使い慣れるまでに時間を要し、近頃ようやく「ないと困る」と思う様になりました。
スマホを使ってネットを開き、キャッシュレス決済や知らない土地での道案内、電車の乗換案内など、かつてはアナログの手法で行っていた事柄が次々と置き換わっています。思えば長い時間、画面を見ていることに気が付きます。
月に何度か名古屋へ行きますが、車内の人々がほぼ全員スマホで指を滑らす光景に、昔の本や新聞を読む姿を思い出し、時代の変化を感じて思わず苦笑してしまいます。
3年以上も続いたコロナ禍で、多くのジャンルでデジタル 化が進み、スマホ内のアプリが使えないと、さまざまなサービスが受けられなくなり、JA会員へのガソリンの値引きや、株主総会の賛否まで、QRコードを読み取って送信するようになりました。
近頃では、電話するよりLINEのトークが多くなりました。問題は誰も知らないはずのアドレスにメールが来ることがあり、「迷惑」は突然やって来ます。削除をかけても次から次へと届くのです。怖がってはいませんが怪現象に驚いています。
メール送信者は、アドレスを業者から購入するなど、さまざまな方法で大量のメールアドレスを入手し、手当たり次第にメールを送信している様子です。あるいは古いスマホ時代に使用していたアプリから、アップデートが打ち切られていて、何らかの方法で私のメールアドレスに到達し、送られたものと思っています。
アプリのアンインストールを忘れたためか、誰にも教えていないはずのアドレスにメールが届けば、「スマホの怪」と思ったりもします。便利になれば、こんなこともあるものかと・・・・。