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 再就職しよう! 

2023年06月09日 | 政治

 6月から来春卒業予定の大学生らへの採用面接が解禁されました。コロナ禍が明けて、人員の不足で売り手市場と言われ、内定率は5月の時点で7割をこえ、それでも多くの学生は就職活動を続けると答え、企業の将来性や待遇を吟味し、自分の足元を見つめ直す機会とするでしょう。

 平成、令和世代の人は休みの日数ばかり指折り 数え、今年は土日に祝日が合わさった3連休が6月以降に計5回あります。高度経済成長期を過ごしてきた私の年代は「働かざる者 食べる べからず」で、“月・月、火、水、木、金・金”のモーレツ社員が多く、ボーッと遊んでいる社員は組織からはじき出され、「自分がやらなければ・・・」と思っていました。

 ところが、就職氷河期世代の非正規雇用者の数は4割をこえ、その年代は子育て世代と重なり、「子どもの貧困」という言葉が流れていました。しかし「親の相対的貧困」の誤りではないかと・・・。政治は二流でも、一流だったはずの日本経済は一気に没落したと思うのです。

 働かなくても暮らせる社会構造では、大災害や金融危機、コロナなど疫病パンデミックにはひとたまりもありません。モーレツ社員を蒸し返す気はありませんが、少子高齢で痩せ細る日本の経済に、明日を切り開くことは難しいと思います。

 最近の値上げは息をつく間もなく、食べ物に加え、あらゆる料金の値上げに家計のやりくりは、日に日に厳しくなっています。コロナ禍で何もかも、全てを諦めた若者世代に、久しぶりに売り手市場が来ました。

 一流だった日本経済は長いデフレの“失われた20年”を経験しました。中国にGDPでも抜かれ、やがて経済はロシア経済まで低落するのではないかと心配です。低落すれば戦前の日本、現在のロシアのように戦争への道へ進むのはまっぴらです。

 

◎IMF(国際通貨基金)が発表した2022年の G D P (国内総生産)ランキング  

順位       国    名              単位(百万USドル) 

1位       アメリカ               25,346,805

2位       中 国                  19,911,593

3位       日 本                    4,912,147

4位       ドイツ                    4,256,540

5位       インド                    3,534,743

6位       イギリス                 3,376,003

7位       フランス                 2,936,702

8位       カナダ                    2,221,218

9位       イタリア                 2,058,330

10位      ブラジル                 1,833,274

11位      ロシア                    1,829,050

12位      韓  国                     1,804,680

13位      オーストラリア        1,748,334


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