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顔は履歴書だ

2024年02月23日 | 仕事

 10年前の朝日新聞「天声人語」に、「・・・・顔は履歴書だ、40歳を過ぎたら顔に責任を持て、・・・・中身が伴うのかどうかはともかく、寄る年波が見た目に出ることは避けがたい。年恰好(としかっこう)はごまかしにくい・・・・」という行がありました。かつて、毎日のように就職を希望する人の履歴書を見て、本人と面談していた私は、顔は大切だなと感じていました。

 顔は見た目で中身を表すか隠すか難しいところです。特に中高年の顔は中身とみた目に幅があり、文面通り判断すると大幅に狂うこともあって注意が必要です。確かに昔から、40歳を過ぎたら「顔に責任を持て」とはよく言ったものです。

 「人は見かけによる」と言いますが、「人は見かけによらない」のも面接試験です。「・・・・よらない」のは入社後の話で、「見かけ・・・・」で採用するのが面接試験で、短時間で、しかも見た目で人を判断しなければならないのが企業採用担当者の業務で、つらい仕事でもあるのです。採用する側にとっては、この判断が難しいのです。

 採用されたければ準備が大切で、普段の自分を出すためには、ある程度の訓練が必要です。何もせずに面接試験を受けて「見かけ」も出せずに不採用という、最悪な事態は避けねばなりません。指導を受ければ何とかなるものですが、どうにもならないのが顔と言葉使いです。したがって、訓練を受けた講師による「面接セミナー」を受講するのも良いと思います。

 採用面接試験へ出向くのは常日頃から暮らし方や考え方、姿勢・態度が大切です。千軍万馬で鍛えられている採用担当者の言葉巧みな質問に、ついつい引っかかってしまわないよう、求職者は日頃の生活を大切にして、面接試験を突破しましょう。


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