台風6号が沖縄、奄美大島周辺をウロウロして、鹿児島県の種子島や屋久島を暴風圏に巻き込みながら北の方角へ進み、朝鮮半島へと抜けていきました。また、台風7号が南鳥島付近で発生し、本州へ近づいています。
11日から16日まで「お盆休み」という企業が多いと思います。毎日30度をこす日々が続く中、台風の影響もあってか、雨が降ったり止んだりで、畑の夏野菜には絶好のお天気ですが、そろそろ稲の穂が出ようとする田んぼのアゼの草が伸び放題で、ここ数日は草刈りで忙しい日々が続きます。
田の草刈りには「仮払い機とその燃料」の他に、水分補給用のペットボトルを持参します。私は汗かきで、背中がラジエターの役目をしていて、体温を下げようと働いてくれています。この状態を長い間を続けると、汗が出なくなり、めまいや立ちくらみが始まり、体温上昇の危険が迫ります。おそらく熱中症の前兆でしょう。水分の不足になれば脱水症とも言われ、熱中症との区別は分かりません。
暑い夏に田んぼの「アゼ草刈り」は・・・除草剤でも散布したらと思う人がいるかもしれませんが、除草剤が田んぼに入ってしまえば、健全なコメの収穫はできません。コメは人の命を育む原材料なのですから・・・・・。
平たんな地面を刈り取るには二本あるツノハンドルの機種で、傾斜面は棒状ハンドルの機種を用います。草の成長状況によって、長ければ金属チップがついた円形の刃を用い、短いならプラスチックロープを回転させる方法で刈り取ります。
アゼや傾斜のある土手の草を刈るには、棒状の草刈り機を使うため、腕、足腰の適度な運動となって、体には良い方法でもあるのです。草刈りを終えて後ろを振り返って見渡すと、何ものにも代えがたい達成感を味わうことができます。