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どうする戦争

2023年02月27日 | 日記

 ロシアとウクライナの戦争を終わらせるのは、いかにすべきかを世界中が気にしています。日本の役割は?・・・「人道援助、戦後の復興に支援する・ロシアに対する経済制裁・核戦争とならないよう主張する・仲裁役となる」などが語られています。

 ウクライナへ侵攻したロシアが撤退をすれば、戦争は終わると思うのですが、ロシアはウクライナ東部に住むロシア系住民を守ろうとする言い分や、いったん侵攻したロシアが撤退したとなると敗北であり、引くに引けない状態では・・・・。

 ロシアは、ドイツやウクライナを経由してヨーロッパへ天然ガスを供給してきたことから、エネルギーの安定供給という経済戦力を持っていて、決してこの戦争に負けるとは考えていないようです。

 日本、あるいはNATO(北太平洋条約機構)は、ロシアに対する経済封鎖をしたとしても、致命的な影響を与えるものとは考えにくく、この制裁方法のみで決着すると思えません。軍隊の戦闘能力でいえば、NATOがウクライナへの支援を続ければ、長引くに決まっています。

 日本では、戦時ではなくとも、国家間の経済利害の対立が深刻化した状態を、貿易戦争(trade war)と言う言葉で使われることもあります。

 経済戦争あるいは貿易戦争の目的は、重要な経済資源を自国へ取り込むことにあって、軍や秘密情報機関が効率よく作戦を遂行できるよう、相手の軍隊から資源を奪うことにあります。日本の戦国時代では兵糧攻めなど、この方法を用いられたようです。

 いずれにせよ、戦争は失うことと、得ることのバランスを考えるべきで、指導者は決して単なる勢いや感情で行動すべきではありません。もともと話し合い(交渉)がこじれて戦争になったのでしょうから、何度も交渉の原点に立ち返るべきで、日本はその役割を果たす立場では・・・・・。

          

 

 

 

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