[2月11日(日)15:30 第35回長崎県サッカー選手権大会(天皇杯予選)社会人予選 1回戦 @百花台公園サッカー場]
時津SC 1(1-0/0-0)0 MD長崎
得点者
20分 東川 凌也
天皇杯予選社会人予選の1回戦。ここでの優勝チームが大学予選優勝チームと試合をし、さらにその勝者が昨年天皇杯出場チームである三菱重工長崎と対戦し、今年の県代表が決まります。
1回戦でいきなり時津SC-MD長崎という好カード。少々勿体無い気もしますが、楽しみな対戦。
スタメンとフォーメーション。
時津の山川浩司、MDの里昂大、両チーム10番が不在。MDは創成館サッカー部を卒部したばかりの高校3年生12安東翔葵、22渡辺翼がスタメン。
里は7坂本尚幸と同様に、V·ファーレン長崎U-18の2期生で、久しぶりにプレーを見られるかと思ったのでちょっと残念。
立ち上がりからバチバチ。セカンドの争いから時津は12安生地智早や20西田晃典のドリブルを生かし、ゴールに迫ります。MDは裏へのボールで11松木海斗や26古川力のスピードを生かします。
GKから繋いでビルドアップする側面も見せるMD。22渡辺は左足の展開力を見せていました。
20分、時津先制。
最終ラインでボールを回す時津に対してプレスをかけるMD。時津の右サイドでハマったと思った瞬間に裏への長いボールが出て、それに反応した16東川が決めます。
16東川は私は観戦している試合はだいたい決めている気がします。
先制点から時津ペースが濃くなった印象。セカンドボール奪取から12安生地や20西田の突破を生かした攻撃でチャンスを作る時津。
MDも終盤にきて26古川がポケットを取る場面を作ります。ここはシュート打てず。
後半ギアを上げたいMDですが、時津の速く激しい寄せになかなか中央で起点を作れず。
7分、14深町浩之のヒールパスから26古川の左足シュートは時津GK23渕上隼人がキャッチ。
18分時津。カウンターで20西田が左サイドから強引に仕掛けて左足シュートもこれはポスト。
終盤にかけて徐々に時津の押し上げの強度が落ちていき、MDがボールを保持する時間が長くなっていきます。中央に楔を入れられない分、サイドからの前進が多くなり、特に左の17山崎雄貴のところで持つ機会が増えますが、サイドの深いところからボックス内になかなか入れずシュートチャンスが作れません。
そのまま1-0で時津が守り切り、3/17の準決勝に進出となりました。
お互い球際がバチバチで、少々ハラハラするレベルでしたが、負けたくない気持ちが見られて見応え十分でした。ただ、時津の守備の集中が切れなかったのが勝因という感想です。
寒い中、お疲れ様でした。
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