「高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ 2025 九州」が3月2日、一斉に開幕しました。
[2025参加チーム]
ソレッソ熊本
神村学園中等部
サガン鳥栖U-15
大分トリニータU-15
ロアッソ熊本ジュニアユース
アビスパ福岡U-15
サガン鳥栖U-15唐津
太陽SC
V·ファーレン長崎U-15
アリーバFC
マリーゴールド熊本(昇格)
筑後FC(昇格)
U-15のカテゴリーのリーグには全国がないため、ここがトップリーグ。
昨年9位に終わり、上位進出を目指すV·ファーレンは大分トリニータとの対戦。


[3月2日(日)12:00 高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ 2025 九州 第1節 @益城町総合運動公園]
V·ファーレン長崎U-15 2(2-0/0-1)1 大分トリニータU-15
得点者
12分 田代 廉(V·ファーレン)
14分 桑原 颯太郎(V·ファーレン)
41分(後1分)鈴木 琉斗(トリニータ)

スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは全員2年生(新3年生)でのスタート。昨年から主力としてプレーするキャプテンの村上、犬束が中心。


立ち上がりから激しいボールの奪い合い。お互いに球際も強く、強度の高い戦いが繰り広げられます。
V·ファーレンはボールも持てますが、やはり松田浩式がベースなので守備からのショートカウンターに冴えを見せます。

8分、V·ファーレン。右サイドMF11江川璃瑠斗(2年/V·ファーレン長崎U-12)が持ち込んでシュートは枠の上。


12分、V·ファーレン先制。高い位置でのプレスから奪ったFW9田代廉(2年/旭ヶ丘SSS)がそのまま決めて1-0。


さらに14分、V·ファーレン追加点。右サイドMF11江川のクロスに、FW7桑原颯太郎(2年/霊丘サッカースポーツ少年団)が頭で合わせて2-0。
幸先良く2点リードを奪います。
20分、トリニータ。右サイドのスローインからエリア内の9番が左足シュートはV·ファーレンGK1柿田龍希(2年/深江FCJ)が好セーブで逃れます。
28分、トリニータ。カウンターから7番の左足ミドルシュートは枠の上。


ピンチもありましたが、やはり落ち着いた守備と、FW7桑原の強引なドリブル突破など、十分やれるというところを見せてくれた前半。


しかし後半1分、いきなりトリニータの途中出場13番が左ポケットを取り、シュート。これはGK1柿田のセーブで逃れますが、直後のコーナーキックをトリニータDF2鈴木琉斗(2年/荏隈サッカースポーツ少年団)が直接決めて2-1。
そこからしばらくはV·ファーレンが浮き足立ってしまったか、ボールが繋がらず、奪われて背後を取られがちな時間帯。佐賀洋司監督からも「バラバラ」という声が。ただ、ここで失点せずに耐えたことが勝ちに繋がったかなという時間でした。
10分ほど経って落ち着いて回せるようになってきます。
12分、V·ファーレン。途中出場MF14久保田和樹(2年/高尾サッカースポーツ少年団)が左ポケットで粘りを見せ、折り返しをFW7桑原シュートはトリニータGK1がセーブ。
17分にはトリニータ。右サイドFW9番の突破からゴール前の決定機はGK1柿田セーブ。

以降はV·ファーレンがボールを保持する時間が長くなります。時折、カウンターを受けますが、シュートは打たせず。
29分、V·ファーレン。右クロスを逆ポケットに入ってきたMF10犬束亮介(2年/旭ヶ丘SSS)が左足シュートはポストに当たり枠外。
右サイドはMF11江川の縦への仕掛けからのクロス、左サイドはDF3村上悠剛(2年/V·ファーレン長崎U-12)、MF14久保田、FW7桑原のコンビネーションでの崩しで、追加点は奪えませんでしたが、攻撃の厚みを見せてくれました。


そのまま2-1で終了。勝利のカンターレ。
このチームは約3ヶ月ぶりに見ましたが、プレスの強度も一人一人の球際の強さも格段に上がっていましたし、ボール保持の落ち着きも感じました。ここからまたどんなふうに伸びるのかが非常に楽しみです。
第1節結果
アビスパ福岡 3-0 サガン鳥栖唐津
アリーバ 1-0 サガン鳥栖
ソレッソ熊本 5-0 マリーゴールド熊本
V·ファーレン長崎 2-1 大分トリニータ
神村学園 1-1 筑後