7月のU-18以来のアカデミーの試合応援です。長かった…。
V·ファーレン長崎U-15の高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2021長崎県FAリーグ1部ラスト2試合が10/23、10/24にかきどまりで開催されたので行ってきました。
すでにリーグ優勝は決めていますが、2位·ドリーム、3位·長崎南山中との試合ということで、勝って九州リーグチャレンジ大会に繋げてほしいところ。
夏に新しく作った横断幕もようやくお披露目出来ました。
まずは23日のドリームとの試合。
スタメン。2試合とも同じでした。キャプテンの内山航紀ほか宮崎航汰、山道明歩らが欠場。
U-15のサッカーは松田浩メソッド。今は松田さんはトップで指揮を執っているのでイメージしやすいと思います。4-4-2のゾーンディフェンスに加え、4バックでのビルドアップから前線の4枚にボールを届けて前進し、フィニッシュまで。しかし、U-15ではビルドアップ時にボランチが受けて前を向いてというのは、ほとんどやりません。基本出口になるのはサイドバックです。この理由を一度訊いてみたいんですよね。U-18とトップはボランチが受けて前進するパターンがあるので、U-15ではまだそこまでやらせず、基礎としてやっているのかなと想像しています。
前置きが長くなりましたが、ドリームはV·ファーレンのビルドアップもわかっているようでした。4-4-2のミラーゲームの形にして2トップとサイドハーフの4枚でマンマーク気味に前からプレッシングしてきました。ここでV·ファーレンにとって重要になるのゴールキーパー。4バックが嵌めに来られてもキーパーは空いています。キーパーの12原がサイドハーフへのロングパスで前進するというトライを何度もしていました。
「相手がプレスに来たらその裏が空く」というのも松田さんの言葉。
V·ファーレンはドリームの裏を突いて15野田、16浦田が決め、2-0で前半終了。
5-1で勝利しました。
翌日は長崎南山戦。中体連では長崎トップのチームです。
南山も4-4-2。ドリームのように来るのかなと思ったら、少し違いました。前からプレッシングに来るというよりはセンターサークルの頂点付近に2トップを配し、コンパクトさを保ちながら裏も取られないようにケア。V·ファーレンは4バックがボールを持つ余裕はある程度与えられますが、縦パスを入れたところで潰される機会が多く、お互い我慢強さが求められる展開に。
そして、前半最初と言っていいチャンスを南山に決められます。
しかしすぐさま同点。右サイドバッグの2川端から右に流れた15野田へ。中央へフリックしたボールを同じタイミングでスプリントをかけた11大澤が受けてそのまま裏に抜け、豪快に決めました。U-15代表候補経験者の上手さが光りました。
結局1-1の引き分け。
しかし、15勝2分1敗という見事な成績で県リーグ連覇。昨年はコロナ禍のため昇格はありませんでしたが、今年は九州リーグにチャレンジ出来ます。
九州各県ユース(U-15)サッカーリーグチャレンジ大会は11月開催予定。同じように各県を勝ち抜いたチームとのプレーオフで勝てば2017年以来の九州リーグ昇格となります。
奮闘を期待しています!