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長崎総大附が海星に2-1で競り勝ち、準決勝へ▪︎令和6年度 全国高校サッカー選手権 長崎県大会 準々決勝

2024-10-29 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
令和6年度 第103回 全国高校サッカー選手権大会 長崎県大会は10/27に準々決勝を迎えました

3回戦の結果(10/26)
長崎総大附 4-1 佐世保実業
海星 1-0 諫早商業
九州文化学園 5-1 長崎北
長崎日大 4-1 大村
長崎南山 8-0 諫早
創成館 3-0 島原商業
鎮西学院 4-0 長崎南
国見 6-0 島原
プリンスリーグ、県リーグ1部上位組が勝ち上がり。


準々決勝カード
[創成館Sフィールド]
11:00 長崎総大附 - 海星
14:00 長崎南山 - 創成館
[百花台公園サッカー場]
11:00 国見 - 鎮西学院
14:00 長崎日大 - 九州文化学園

私は創成館S-フィールドでの2試合を観戦しました。

[第1試合]
長崎総合科学大学 2(2-1/0-0)1 海星
得点者
5分 須田 隼太(海星)
14分 松下 昊稀(総大附)
40+4 坂本 錠(総大附)


スタメンとフォーメーション。


昨年度準決勝の再戦は2-1で総大附の勝利。ロングボールのセカンドボール争いで、ボールが頭上を行ったり来たりする試合となりました。


立ち上がり5分、海星先制。
カウンターで左サイドでロングボールを収めたFW10須田隼太(3年/雲仙アルディート)がファウルをもらい、そのフリーキックを最後はFW10須田が押し込みました。



ゴール動画。


総大附はサイドの深いところにロングボールを入れて、FWとSHの関係でキープし、ポケットを攻略しにかかります。が、海星もロングボール対応を苦としておらず、落ち着いて対応。
海星もエースFW10須田のキープ力を生かして前進。カテゴリーの差を感じさせない試合。



14分、総大附すかさず同点。
右サイドでボールを奪い、スローインの早いリスタートから右ポケットを取ったFW9坂本錠(3年/川中島中)がキープして折り返すと、ゴール前フリーのMF11松下昊稀(3年/FC佐伯S-Play MINAMI)が右足で合わせて1-1。

この形、プリンスリーグのV·ファーレン長崎U-18戦でも見ましたね。再現性。


畳み掛けたい総大附。
22分、右サイドから一気に前進したFW9坂本がミドルシュートは枠の左。

ここからしばらくまたロングボールの跳ね返し合い。

29分、総大附。
MF10宇土尊琉(3年/有明中)のコーナーキックを最後はMF8髙橋駿介(3年/京都J-マルカFC COMRADE)がヘディングはGKキャッチ。



36分、海星
FW10須田が持ち上がり、中央に入れたボールをMF11楠博有(3年/エクセデール長崎FC)が繋いで裏に抜けたFW19増山志道(3年/雲仙アルディート)が浮かしたシュート。GKを越しますが、総大附DF2黒木秀彰(3年/アリーバFC)がクリア。

ここから終盤にかけては、海星がボールを前で収めて押し気味。



しかし、40+4分、総大附逆転。
DF6小手川蓮(3年/UFAパルティーダ)の左足コーナーキックをファーサイドのFW9坂本がヘディングで決めて2-1。そしてそのまま前半終了の笛。



ゴール動画。

大きな逆転ゴールでした。


後半も同じようにロングボールの応酬。

8分、海星。
セカンドボールを拾ったMF11楠のキープから受けたFW19増山が持ち込んで左足シュートはGK正面。

総大附は前でボールが収まらず、海星の切り替えの速さもあり、カウンターが打てず。



10分、海星。
クリアボールが左サイドフリーのMF7橋本朝陽(3年/Verslien)に渡り、左足シュートは右ポストに当たり決まらず。決定機。


16分、総大附。
右サイドのスローインから縦に仕掛けたMF16寺井海人(2年/FC Lazofio鎌ケ谷)がクロスを上げ、ゴール前に入ってきた途中出場FW19斉藤巧志(3年/FC KASUKABE)のヘディングは枠の上。

19分、総大附。
後方からのフリーキックをペナルティエリア付近FW9坂本がキープし、右足シュートは惜しくも枠の左。

この時間帯は総大附も押し返していた印象。ただし、シュートチャンスはここまで。



26分、海星。
左サイドのパスワークで崩し、左クロスをFW10須田がキープし、最後はMF8上川祐太朗(3年/CAセレスト)がシュートは枠の右上。

ここからは両チームチャンスがなく、鬩ぎ合い。


40+4分、海星。
後方からのフリーキックのセカンドボールを拾ったMF11楠がミドルシュートは総大附GK1マガリェンスアルナウド(3年/スマイススポーツU-15)が好セーブで防ぎます。

海星の最後のチャンスも総大附が防ぎ、試合終了。



総大附が前日の3回戦が南島原だったということでコンディションの問題もあったかもしれませんが、海星が勝っていてもおかしくはない展開。総大附が決めるべきところをしっかり決めたという試合という印象でした。


海星の皆さん、お疲れ様でした。




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